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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062950626
作品紹介・あらすじ
真の愛情とは?絆とは?献身とは?全身麻痺の妻が病床で綴った悲痛な想いに、夫は全身を震わせた…。生きる苦しみと死ぬ苦しみ。そこには、尊厳死の是非をも問う深い命題があった。
感想・レビュー・書評
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泣きました。
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運転中、居眠り運転の対向車に突っ込まれ、瞼しか動かせなくなってしまった巻子さん。
身体は動かないが、目は見え、耳も聞こえ、意識もはっきりしているというとても辛い状況の妻を、懸命に介護する幸郎さん。
そんな二人の夫婦についてのルポルタージュ。
交通事故に遭い、巻子さんのようになる可能性は、自分にもある。
自分でもやはり殺してほしいと思ってしまう気がする。
しかし現実には難しい。
幸郎さんの「保険会社の弁護士が加害者を弁護するのは利益相反ではないか」との指摘は確かにその通りだと思った。
どういう解釈がされているのだろうか、調べてみよう。
内容はすごく良かったけれど文章があまり好みじゃありませんでした。 -
なんか 哀しいけど、憤りも感じるけど、主人公のご夫婦は、日々 淡々と 1日1日を 愛おしむ様に 生きておられるのが ひしひしと感じられた。
交通事故の賠償保険って そんな裏が あるとは 思ってもみなかった。
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