君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から (現代ビジネスブック)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062952071

感想・レビュー・書評

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  • 世界が目まぐるしく変化する中にあって、ビジネス・教育の観点から今世界で何が起こっているのかを本書からは知ることができる。

    世界の多くの優秀な20代、30代が世界のとりわけアメリカの大学の門戸を目指す一方で、こと初等教育に限って言えば、アメリカではなくインドやスイスといった理数系や環境を重視し、行き先を考えるケースが見受けられる。日本においても、高校を卒業し海外の大学を目指す人も増えてきたし、留学や交流を通じて文化や民族性を改めて考え直し、自分の成長の糧にするケースも珍しいものではなくなった。

    本書を読み終わって、自分自身が世界との距離を否が応でも考えさせられたし、またそのために先を見据え今何をしなくてはいけないのかも明白になった。寸暇を惜しんで自国の為自分の為勉学に励む多くのライバルが脳裏をよぎる中、自分も周りの環境に流されることなく明日につながる行動を、今日この瞬間からとっていく次第である。

  • 自分の息子には、GIISとスイスのボーディングスクールにいかせたい。

    現状で、英語を話す人口はインドがアメリカの2倍、10年後は10倍か。
    10年以内に、インドで仕事したい。

    MBAいくかまだまだ悩むな。はやく大学を卒業しなてくは。

  • タムコーさん今回も松岡さんに劣らず熱い
    学生をとうの昔に卒業した自分としては、内容よりもその熱気に感化されるね

  • 教育の話。学生向け。
    とはいえグロービズは間に合うかも

  • 視野を広く、世界で活躍している人達を常に意識する。英語は、発音含め完璧にこなせるようにする。

  • 世界に通用する、教育に関する本。

    改めて、自分が子どもを持った時の
    教育について考えさせられた。

    今の日本教育…
    自分たちが親世代のときには、
    自分たちよりも下の世代の人が、自分の子どもの担任になったり、
    一方でグローバルを知らない世代の人達が、
    担任になったりする可能性がある。

    そう考えると…
    別に世界に通用するようにしたい、という訳ではないが、
    子どもは大人の背中を見て育つ、個性ある子どもにしたいから、
    個性ある…多くの世界を見てきた人が先生だったらいいな、と思った。

    子どもの教育…
    これからの課題。

    一方で、僕自身にもまだまだ教育は必要なんだなと思い知らされた。

  • 世界の教育について紹介。我が子の教育について考えさせられた。引用されているインド式教育やスイスのボーディングスクール、米国アイビーリーグの話はとても面白い。

  • 世界の最先端の大学教育を知るというのは、とても刺激的だし、いいことだと思う。ただ、それを知って自分はどうするのか?ということの方が重要だ。同じ道を追ってもいいし、逆ばりで違う道を目指すのもよかろう。そんな自分の将来に向けてのヒントを探す書籍だと思う。

  • 日本を再生するためには、教育を再生しないといけないという熱い思いの本でした。共感できる部分も多く、もっと他国の教育について知りたくなる先進的な本です。

  • アメリカの高等教育の魅力、世界中の優秀な人材と切磋琢磨、リーダーシップ教育。シンガポールやインドも、世界で勝つための教育をしている。

    高等教育が強みを持ち、世界中から人材を集められれば、世界への影響力も大きくなる。すごい戦略だ。

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著者プロフィール

田村耕太郎(たむら・こうたろう)

国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授
米ミルケン・インスティテュート フェロー/一橋大学ビジネススクール 非常勤講師

早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。

証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。

その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を歴任。他、米国、シンガポール、イスラエル、アフリカのベンチャーキャピタルのリミテッド・パートナーを務める。

「2023年 『地政学が最強の教養である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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