- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062996952
作品紹介・あらすじ
数年前、著者の義理の母が入院、遠く離れて住む義理の父の食事をどうするか、困った事態に。そこで、料理ができないお舅さんのために考えたのが、クール宅配便で送れる冷凍おかず。作るのが簡単で、冷凍してもおいしく、栄養もあるおかずを多数考案するうちに、自分や一緒に暮らす夫や大学生の息子たちのためにも役立つことに気がつき、冷凍庫にストックするように。自分が忙しいときでも、レンジでチンまたはフライパンでさっと焼くだけでいいので、家族のごはんを心配することもありません。
冷凍保存に使う容器は、保存袋だと取り出すときに扱いにくい、コンテナ容器だと洗うのも面倒、ということでオーブンペーパーを使うことに。食べるときに食材がつるんと取れて扱いやすい、お皿にそのままのせるとお皿も汚れない、と最適です。
自分のためにも、同居の家族にも、離れた家族にも、好みや体のことを考えて作っておける「つくりおき冷凍ごはん」。持っていったり、送ったりもできる「お届けごはん」としても大活躍の、家族の絆を深めるレシピ集です。
感想・レビュー・書評
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車で 1時間半の実家に 78歳の父が 一人暮らしをしている。その父のためにと思って。
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離れている家族に、おかずを送る(届ける)ためのレシピ集。
「レンジでチンすれば食べられるおかず」と、「そのままフライパンに移して蒸し焼きするおかず」の2本立てになっている。家で食べるもののついでに「お届け用」を取り分ける、一石二鳥のレシピもあり、とても便利。
オーブンシートさえあれば特別な道具は不要。
離れて住む家族がいなくても、「冷凍保存おかず」の作り置きレシピとして充分使える。
実際に「お届けごはん」を作っていた経験がギュッと詰まっている、価値ある1冊だと思います。
図書館で借りましたが、買います。 -
クッキングシートを使うアイディアは参考になりました。
でも、全体的にお味はよくありませんでした。
特に、加熱しないで味付けして冷凍したものは、非常に味が濃くなってしまいます。
そのあたりの記載を分かり安く記載して欲しかったです。
塩の分量を通常よりも、少なめにする
などなど
(もしかしたら、どこかに記載されてたかもですが)
普段料理をしない方が、料理を始めるキッカケになるかと思います。
ある程度、料理が出来る方には、あまりにも手抜き過ぎると感じると思います。 -
家族のタイムスケジュールが変わり、一緒にごはんを食べられる時間が減った。私も忙しい。だから作れるときに作りだめして冷凍庫に入れておけるおかずが重宝する。この本では冷凍するときにオーブンペーパーで包む。ラップと違ってスルッと外せるし、レンジもそのままかけられる。ストレスフリーなこの方法、最高。上田淳子先生のレシピなので、味も最高。10年前にこの本に会えていたら、単身赴任のオットにもっとおいしいおかずを持たせることができたのになあ。
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Kindleでセール時に購入。
「まるごと冷凍弁当」より受け取る側が調理スキルとやる気がある人を想定。
こちらはごはんを炊けて汁物や野菜サラダなどを用意する気力がある人にメインディッシュを冷凍して届けましょう的なレシピ本(野菜料理や副菜のレシピも有)。作って送る一方通行なので料理の入れ物はオーブンシートとポリ袋がメイン。
メインディッシュのレシピはだいたいパピヨット(包み焼き)になっている。
凍ったままフライパンで焼くだけ状態のレシピやたくさん作って取り分ける(わざわざ作らない)レシピもあって作る人の負担を減らす工夫もしてある感じ。
輸送に関してもしっかり書いてあって参考になる。
※台所を担っていた義母が入院し、普段料理をしない義父のために送っていた…とのことだけどメニューはそれほどガチガチのシニア向けではない印象。
ここから下はイチャモンのようなもの。
料理できない男親ってのは放っておいたらすぐ死にそうで怖いな…。