natural盆栽 小さなみどりの育て方 (講談社の実用BOOK)

著者 : 加藤文子

• 講談社 (2013年4月9日発売)

作品紹介・あらすじ

針金掛けも寄せ植えもしない、植物本来の美しさに満ちた、自然で自由な盆栽の育て方を紹介。盆栽の新たな魅力を発見できる一冊。

感想・レビュー・書評

[mokuyoubiさんの感想 · 2019年8月28日]

978-4-06-299766-9
C2077\1600E.
講談社の実用BOOK
natural盆栽　小さな緑の育て方
2013年4月8日　第1刷
著者：加藤文子（かとう　ふみこ）

目次より
植物の情景　
　野草
　葉を楽しむ
　シダ
　大木になる木
　常緑樹・常緑小低木
　花の咲く木
　実のなる木
　草木共生物
　苔
　根洗い下手
　豆鉢
　観葉植物
盆栽を慈しむ
　植物を手に入れる
　植物の環境を考える
　水やり
　道具
　手入れ
　殖やす
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扉より
独立して10年の間
試行錯誤を繰り返した末にわかったのは、すべて教科書通りにはいかないと言う事でした
苦手なな針金掛けや寄せ植えはやめました。
針金をかけなくても、時がたてば木は自らカタチを作っていきます
それが個性だと思うのです。
寄せ植えも私が作るものより、偶然種が飛び込んで、それぞれの鉢の中で共生する姿の方が美しく感じます。
それは小さな鉢の中で繰り広げられるファンタジーの世界であるとも言えるでしょう。
植物実からが発する表現に勝るものは無く、美しい形は私が作るものではないのだと思うようになりました。
また、手をかければよいと言う物では無く、何をしたら植物は喜んでくれるのか、何をしない方が心得ることが大切だと考えるようになったのです。「はじめに」より----

鉢に植えられた植物のある風景
この植物は鉢で何年育てこんな感じになりました。という写真がたくさん掲載されていた。
コンボルブルス・あじさい・ゼンマイ　等もあり、自分の持つ盆栽のイメージから離れていて面白いと感じた。
用土・道具・置き場所などの実用的な記載もあった。

いずれもあまり見かけない（旦那様は陶芸家）入れものに入っている植物の画像
ショタイソウ（書帯草）カヤツリグサ科耐寒性多年草
は山野草になるのかな？きれいな姿でした。


入れもの　置く場所によってこんなにきれいに見えるんですね。