老けない人はやめている (講談社の実用BOOK)

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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062997867

作品紹介・あらすじ

無駄なぜい肉がなく引き締まった体、ツヤのある健康的な肌・・・・・・どこからみても30代にしか見えない”驚異の50歳”、オーガスト・ハーゲスハイマー氏。
 そんな彼も実は30代までは毎晩飲み歩き、夜中の3時にシメのラーメンが定番という不摂生な日々を送っていて、体を変えようと一念発起したのは40代に入ってから。国内・海外の医学論文を読破し、いい研究者、製品があると聞けば世界中どこでも訪ねていく、という持ち前の行動力で研究を重ね、「正しい食生活と生活習慣さえ守れば、人はいくつからでも若返ることができる」と開眼。自ら編み出した”オーガスト流フードヒーリング”を実践して、見た目も体内年齢も30代の肉体を手に入れました。
 今回の本では、実は女性が”美容にいい”と思って毎日やっていることが本当は老化を早めていることが多い、ということを鋭く指摘しつつ、若さを維持できるちょっとしたコツ、そしてアンチエイジングの正しい知識、毎日の生活での実践方法をわかりやすく伝授します。
 一日一食、炭水化物抜き、お酒NGなど苦しいことは一切なし!科学的根拠もきちんとあり、無理なく取り入れられる”オーガスト流フードヒーリング”であなたも”一生老けない”体を手に入れましょう。
はじめに
オーガスト流アンチエイジングの考え方
第一章 
日常の間違った習慣が、知らずに老化を加速させている!
パンとコーヒーの朝食は老化への第一歩!、グリーンスムージーはNG、午後3時以降のコーヒーは老ける原因、ビールは溶かしたをパンを飲んでいるようなもの 他
第二章
糖質コントロールでみるみる若返った!、パン、お菓子は老化を進める一番の要因、甘いものはシミとシワを増やす 他
第三章
食事で若返る! 実践編
オーガスト流アンチエイジング朝食、サラダを毎食の習慣に、炭水化物は自分のこぶし一個分に、絶対にさけるべきワーストフード3、食べ物で抗酸化すればシミは防げる 他
第四章
スキン&ボディケア 実践編
・正しい洗顔法、ジムに通わず筋肉をつけるエクササイズ他
第五章
もっと知りたい! オーガスト流 食の常識&非常識Q&A

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすく、書かれているし
    体質改善をしたいと思う方は読んでもいいかも。
    ただ、アレルギー体質の方は要注意!(私は、犬・猫アレルギーがあります)
    どちらも、飼っています。
    今まで、食べ物のアレルギーを感じた事はなかったけど、多分オリーブオイルがあわないみたいで、
    体調が悪くなりました。
    ナッツ類も要注意!

    著者は、タンパク質には卵を薦めており、生野菜にオリーブオイルをかけて食べる事を薦めています。

    体質が違うからかな…
    日本人には、和食があうのかな?
    それが私の感想です。

  • 「親の介護をしている人は老けてる」という言葉、知ってますか?
    (この本に書いてあるわけじゃないです。ネットサーフィンしてて見かけました)。
    ・・・ええ、私も実は、同年代より外見=老けてます・・・。(老けてるかもしれない?じゃなくて、現実的に老けてるんですよ。もちろん介護してても身ぎれいにしてる方、多いですよね。)
    自宅介護=「24時間フル介護」なんで仕方なかったけれど、私だって、これから「コ綺麗なオバハン」から、「コ綺麗なオバアチャン」になっていきたくて図書館から借りてみました。
    ~~~~~~~~~~~~
    概ね「糖質制限の本」。
    「若返りホルモンをとめない」ために①緑の濃い野菜をたっぷり摂って、体内をクレンジングする②生、もしくは生に近いローフードで抗酸化力を高める③糖質を控える。
    が主軸となってます。
    1~2ページごとに項目が分かれていて、読みやすい。引用してますが、細かい裏打ちがあって理解しやすい(もっと突っ込んで、「ドコの大学が報告したのか。」まで書いて欲しいですけどね。)

    「果実100%ジュースは濃厚な砂糖水」「グリーンスムージーは毎日飲まない」この辺は普段から摂らないのでスルー。

    「無理!」と思ったのが、「ビールはパンを溶かして飲んでいるようなもの」。
    ビールを控えましょう。ということですね。これ、無理だわー(笑)。私の「生きるご褒美」だもの!・・・しかしまあ毎日500を2缶呑んでたのを、真夏以外は350を1缶(+焼酎)に変えることは可能かなぁ…。(遠い目)←休刊日は作ろう。ずっと呑み続けるために・・・(遠い目)。
    できる範囲で、いろいろやってみようかとは思います。
    私は日々の食事のメインを玄米にしているんですが、これをなくすのも無理。玄米は腹もちが良くて満腹感がある炭水化物なんで、大好きなんです。(白米より好き。でもラーメンも大好き!笑)・・・これは、この本のように量を減らす=自分の握りこぶし1個以内にしていこうと思います。

    忠実に実行していくのは、自分の欲望を抑えるのも無理だし、経済的に無理です。巻末に写真が載っているんですが、葉野菜のサラダの量が半端ない!この量を×2人前(オットの分)、さらに青汁やエトセトラ。毎日購入するのは、ウチは無理。・・・しかしこれも、完全に実施するわけでなく、今まで全然食べてなかった、葉野菜のサラダも積極的に摂るようにはしたい。

    「ジョブズ氏・フルータリアン」の部分を読んで「なんでもほどほどに食べる」「ばっかり食べしない」って、やっぱり大事なんじゃないかな。とつくづく思いました。
    ・・・10代の頃、ある漫画で(監修に大学教授ついてる、わりと真剣な漫画)、「生野菜ばっかり食べて、ウサギにでもなるつもり?」って章がありました。トマトとか以外は熱を加えて食べましょう。って話。30年たつと、酵素だの何だので、生がいいんですものね。何が正しいかは「今」には100%わからないこともあるし、「ほどほど」に食べて、さらに知識を常に更新させていくことが必要。と思いました。

  • 炭水化物や糖質をかなり抑えて野菜を食べる、糖質制限で健康に暮らしましょうという主張をしている本。

    牛乳飲んでも骨は強くならない、ナッツの油は良質なので体にいい。小腹がすいたら食べましょう、日本食は炭水化物メインでよくない。煮物などに砂糖などが使われるからヘルシーじゃない。などなど・・・。

    どの主張も根拠が弱い。厚生労働省が牛乳など乳製品をすすめていると思うのだが、日本は国として間違っているのだろうか・・・。ナッツ食べるとニキビ出来るしカロリー高いよ。 小腹が・・・ってそもそも間食なんかしないわ。と疑問だらけ。

    日本食が良くないというが、日本人の平均寿命が世界トップクラスなのはどう説明するのだろう。

    極めつけは最後のページあたりに著者が摂取してるお値段高めなサプリメントが案内されてました。アホか。

    ほとんど何の役にもたたない、どうしようもなく下らない本でした。

  • 抗酸化大事!

  • ◆1 目からウロコの新事実
    あなたをどんどん老化させている習慣

    11 豆乳はわざわざ飲む必要なし
    豆乳を飲むと食事で摂った栄養を体に取り込むことができない

    18 コラーゲンを摂っても肌への効果は期待できない
    コラーゲンの生成に役立つのはアロエ

    ◆2 アンチエイジングの2つの敵
    ・甘いものはシミとシワを加速
    糖質を控えたことでシミが薄くなる

    ・皿の半分以上を緑の濃い野菜に アンチエイジング朝食
    ポイント
    1 緑の濃い野菜を生で
    2 エクストラヴァージンオイルまたはごま油を摂る
    3 卵でタンパク質

    ◆3 食事で若返る実践
    ・果物は糖度の低いものを
    果糖は体内で中性脂肪に変わりやすい

    糖度の低いもの
    アサイー・アボカド

    ・天然サプリナッツをおやつに

    ・忙しい夕食は刺身
    夕食は加熱していないものがベスト
    消化に負担がかからないから

    ・葉野菜だけでは補えないタンパク質。肉卵魚で補って
    卵の栄養素が、空腹サインを出すグレリンというホルモンの働きを抑制し脳に満腹感を与えるので食べ過ぎを防ぐ

    一回の食事で摂りたいタンパク質は20-25グラム
    卵なら2-3個、魚150-200グラム、牛なら100-120グラム

    ・オイルカットはNG 良質な油を摂ろう
    油が重要なのはあらゆる細胞膜の材料になる
    美肌に欠かせない
    トランス脂肪酸を含む油は最も悪い

    ◆加熱処理されずに作られた油がよい

    ・生でおすすめ
    オリーブオイル・ごま油

    ・加熱におすすめ
    ココナッツオイル(免疫力高める)・ごま油(軽い炒め物OK)
    オリーブオイル(弱火OK))

    ・酸性食品で骨がスカスカになっていく
    本来アルカリ性の食品でも熱を通すと酸性食品になる

    ・緑の濃い野菜は
    デトックス効果
    抗酸化作用
    アルカリ性食品である

    ・食べ物でシミも防げる
    日頃から食事で抗酸化を心がけていると日焼けダメージを最小限に抑えることができる
    トマトのリコピンは紫外線のダメージから守ってくれる

    ・筋トレすると脳が若返られければと勘違いする
    成長ホルモンの分泌に有効なのは筋トレ

  • 3時以降のコーヒー、夕食の糖質はやめる

  • 「オーガスト流の食事」は「若返りホルモンをとめないこと」。「若返りホルモン」と呼んでいるのは、「成長ホルモン」。人間の成長に欠かせないホルモンの一つで、その働きのおかげで人間は若々しい体や肌を保つことができる。成長ホルモンは加齢とともに減少していく。大人の1日の成長ホルモンの分泌量は、ティースプーン一杯にも満たない。希少な成長ホルモンをできるだけ減らさないようにすることが若さを保つ重要なカギ。できるだけ若返りのための成長ホルモンを活性化し、脳に「自分はまだ成長している」と錯覚させ、若い頃のホルモンバランスをキープすることが、アンチエイジングには不可欠。
     心がけたいのは主に3つ。
     緑の濃い葉野菜をたっぷり摂って、体内をクレンジングする。
     生、生に近いローフードで抗酸化力を高める。
     糖質を控える。
     これらは活性酸素を減らし、成長ホルモンを増やす大切なポイント。糖質によって過剰に分泌されるインスリンというホルモンが体にも肌にもさまざまな影響を及ぼして老化を早める。糖質の多い食事は若返りホルモンの大敵。
     糖質はチョコチョコ摂ることが老化を進める。一日中インスリンが分泌されっぱなし。
     生野菜はそのまま食べるのが一番。野菜を含まれる炭水化物を分解・吸収するには、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が欠かせないのだが、噛まずに飲んでしまうスムージーの場合、分泌する唾液の量も少ないので、消化に悪い場合がある。きちんと分解されないまま食べものが大腸に入っていくと腸の中で腐敗し、腸内の環境を悪化させる原因にもなる。
     果物に含まれる「果糖」の摂りすぎが、膵臓へ悪影響を及ぼす。果糖は血糖値に影響しないと言われているが、血圧を上昇させたり、おなかまわりの脂肪を増やす、あるいは肌のエラスチンにダメージを与えるAGEsが増えるといった悪いデータが続々と発表されている。
     乳製品に含まれる陰性イオンのミネラルが増えると、体の中のバランスを保とうとして陽性イオンであるカルシウムを骨から放出して中和しようとする。酸性食品ばかりとっていると、骨がもろくなる。
    現在はコレストロールの摂りすぎが病気の原因という説には、否定的な意見がほとんど。コレストロールを含む食品を食べて、血中のコレストロール値がはねあがるという根拠はない。卵は素晴らしい栄養素を豊富に含んでいるかから積極的に取り組むべき。
    夕食や寝る前に糖質を摂りすぎてインスリンが血中に溢れている状態だと成長ホルモンが出なくなる。果糖は血糖値に影響しないと言われるが、果糖はブドウ糖に比べて10倍のAGEsという物質を作り出す。AGEsとは体の中で余った糖がたんぱく質と結合してできる物質で、皮膚に留まるとシミやシワ等の原因に、骨に留まると骨粗鬆の原因になるやっかいな物質。
     糖質の摂りすぎで体に糖が溢れている状態が続くと、体の中で余った糖が血管から染みだしてタンパク質とくっつき、AGEsを作り出す。「糖化」と呼ばれている。肌のハリや弾力をささえているのは真皮にあるコラーゲンとエラスチン。コラーゲンは細胞同士をつなぎとめる役割をしていて、エラスチンがコラーゲンをしっかり束ねることで、肌はしなやかなハリを保っている。ところがAGEsによってたんぱく質が固められてしまう結果、たんぱく質の塊であるコラーゲンやエラスチンも破壊され、肌のしなやかさが失われることで、たるみ、シワを招いてしまう。 糖化によってたんぱく質は褐色に劣化するので体の中まさにカラメル状態に。そのため、肌に色素が沈着してくすみやシミの原因にもなってしまう。体に糖分が溜まっているとフィルター機能である肝臓が鈍り、皮膚の新陳代謝もスムーズにいかないから、古い角質やメラニンを追い出すことができず、シミが肌にどんどん溜まってしまう。
     果糖は血糖値を急激に上げることがないので、インスリンの分泌に影響しない。一方で、果糖は小腸で吸収され、肝臓でブドウ糖に変換される際にグリセドアルデヒトという物質を作り出す。これが中性脂肪の合成を促すため、果糖は体内で中性脂肪に変わりやすいという特性を持っている。
     卵の栄養素が空腹のサインを出すグレリンというホルモンの働きを抑制して脳に満腹感を与えるので、食べすぎを防いでくれる。

  • あなたは、何をやめますか。

    理論から入るアンチエイジング食事法。
    抗酸化成分を取り入れ、糖質を減らし、成長ホルモンを意識した生活リズムを作ること。
    理屈ではわかるが、本当にそうなのかというところを、
    著者自身の若さがその説得力を強めている。

    空腹時間が長時間になるのを避けるため、
    おやつにナッツを食べるべし、
    というのは少し意外だった。
    うちの実家は昔からナッツ好きでひたすら食べているが、
    アンチエイジングになっていたとは。
    食べすぎはやめよう。

    それにしても表紙の帯の著者が爽やかすぎる。
    「あなたをより若く美しく輝かせることが僕の使命です!」
    って僕も言われてみたい。笑

  • 生野菜が良いのはわかるが自分の身体がナマモノを受け付けてくれない。

  • 難しい専門的な説明が書かれている本よりもとても読みやすかった。
    糖質が悪いことは分かるけど、具体的にどう行動にすればいいのか分からなかったが、少しづつ変えられそうなところもあった。全部守るのは無理、意識を変える。
    なるべく回数を減らすなどしてみる。
    ・15:00以降はカフェインはとらない。
    ・仕事をしながらのお菓子、夜のスイーツ
    ・乳製品はとらない
    ・豆乳の飲み過ぎ
    ・炭酸水
    ・甘い物、蜂蜜、メープルシロップ
    ・お米、炭水化物は自分の握りこぶし一つ分
    ・お皿半分を緑の濃い野菜
    ・ローフード
    ・絶対に避けるべき食べ物、
      ドーナツ、フライドポテト、マヨネーズ
    ・筋トレ
    ・少しぐらいの空腹

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