- Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063145359
感想・レビュー・書評
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神戸在住完結から
神戸在住 10 (10) (アフタヌーンKC)
待ちに待った木村紺の新連載である。
しかし、神戸在住、巨娘で確立した
独特のスタイル(コマの間に文字を入れる)を捨て、
絵柄、作風をかえての新作である。
言われなければ木村紺の作品とは気づかないくらい変わっている。
大体からして「からん」というタイトルの意味が分からん。
1巻に関して言うと、中高一貫の女子高に
高校から外部入学した主人公が
同じように外部入学組みの同級生と柔道部に入った。
その柔道部には3年に全国レベルの選手が一人いるだけで後は弱小。
主人公は中学で京都2位と全国をねらえる位置にいる。
同級生はもちろんど素人。
と、いったところである。
他にも色々なキャラクターがチョイ出して
なにやら複線もすでに張られているようなのだが
今の時点では何も分からない。
ただ、ただの「柔道部物語」にはならないであろう事は予想できる。
各キャラが個性的に描かれているのではあるが
まだ、内面を描くところまではいっていないので
この時点で人にお勧めできる段階ではない。
よって星は4つとしておきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独特な間が良さがあるようだが、好みにならず。整理しきれないキャラもマイナス。致命的な絵にはどんな話でも評価はマイナス。
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面白い。
というか面白くなりそう。
この作者は今まで読んだことなかったけど、女子柔道かー。
「ピンポン」に多少空気が似てるかな?
観光というフィルターを通さない京都ってこんな感じなのかしら。 -
中学で柔道が強かった主人公が、高校で初心者の仲間とともに柔道をやる、という柔道作品。
第0話で告白シーンがあったりなど、百合要素もチラチラと散見されるので、
そちらは読んでてグッと来たんだけど、
柔道描写がすごくがっちり描かれているので、
このまま柔道主体の雰囲気になって、あんまり百合要素は期待できない予感。
絵がちょっと見づらいかな・・と最初読んでる時は思うんだけど、
1冊読み終わる時は、この絵だからこそこの世界観が作れるんだなぁ・・としみじみすると思う。
この世界観は個人的にかなり好き。 -
「神戸在住」は途中で挫折した私ですが、これは傑作。絵柄も、題材も完全に変えてきたのはすごい。「神戸在住」も再トライするかなあ。あ、ひとつだけ文句。表紙のデザイン良くないぞ。
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強引な総登場人物紹介のイントロダクションといい、物語の骨格を徐々に見せていく手法といい、勢いで読ませる週刊連載的手法の対極。マンガというよりは小説のような物語の作り方だな、なんてことも思う。
舞台の京都、言葉遣いや風景・風俗が中々生々しい。最初は読んでいて馴染まなかった京都弁も、登場人物のキャラを覚えるにつれ、段々快感になってくる。もっと京都弁使ってくれなはれ、みたいな。キミのハンナリ系京都弁もいいし、キミのシャキシャキ系京都弁も、ソッチの汎関西弁的京都弁もよろしおますなぁ、みたいな。
色々なタイプの登場人物で溢れかえっていますが、「ケンシロー的風貌」と描写されている大石先輩(女性)がお気に入りかな。戦っている時以外はボーッとしているところに笑いました。 -
絵がちょうすき。
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1-3巻まで見ました。九条ちゃんがとってもかわいいです><。肝心の柔道の方をもっと話に絡ませて欲しい。
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「神戸在住」「巨娘」の木村紺による最新作。
今度は京都の女子高柔道部のお話。
絵柄作風がらりと変わってますが、相変わらずの小ネタっぷり。
後半、公式試合もなく、「友達になった」ところで連載終了。気が抜けた感じだが、むしろリアリティーがあってよかったかもしれない。
全7巻 -
アフタヌーン連載の不思議な柔道漫画。<br />ギャグ漫画っぽい荒い絵柄と、妙な書き込みの多さが昭和の少年漫画を感じさせる。<br />京都の女子高を舞台にした独特の世界観、主人公にマジで全くとりえが無い、マジでいかつくて可愛げゼロの柔道部主将、同期の入部者が舞妓さん、などなんだか色々新鮮。<br />これからに期待。