- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063148619
作品紹介・あらすじ
翔太郎の名をかたって、難事件に挑むことになったフィリップ。ファングジョーカーに変身して、アクセルとともに活躍をする。しかし、ドーパントとの戦いは激しさを増し、たった一人で仮面ライダーに変身することに。その名は…仮面ライダーサイクロン。
感想・レビュー・書評
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小説ではなくノベライズ、
と思って読めばかなり良かった。
読みながら自然と脳内で実写化してました、、
もう一度Wを見直したい気分。
やっぱりW好きだなーという気持ちが
評価をやや高めにしているのかも。
でもそれぐらいWが好きな人には
ピッタリなのでは、という感じ。
文章が小説としてはいまいちですが
気にならないぐらい
Wの世界にハマっていました。
もしテレビ版を見直す機会があれば
「B」と「Y」の間で再読しよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本作の時系列は本編31、32話「風が呼ぶB」と33、34話「Yの悲劇」の間に起こった出来事を描いたものです。
ストーリーは風邪をこじらせた翔太郎の代わりに、ある一族をめぐる難事件に挑むことになったフィリップの視点で進行します。ファングジョーカーに変身して、アクセルとともに活躍をするフィリップですが、敵との戦いは激しさを増し、たった一人で仮面ライダーサイクロンに変身することとなります。ロストドライバーやガイアプログレッサー等、劇場版や本編の最終章につながる単語も出てくるので、読んでいて「なるほど」と感心させられる箇所もありました。
作者は本編のメインライター・三条陸氏なので、本編と寸分違わない登場人物とのやり取りやストーリー展開で、ぜひ実写で観てみたいと思わせる仕上がりでした。 -
再読
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TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00606764 -
平成ライダーで唯一全話見たのがWだったので、登場人物についてはすぐに顔が浮かんで、映像をイメージしながらスラスラ読めました。
しかし本編の内容はほとんど忘れてしまっていたので、散りばめられた小ネタにあまり反応出来なかったのが悔しい。もう一回本編を見直したくなりました。 -
多分無理であろうが是非映像で見たい作品の一つ。でなくとも脳内で再生余裕な出来。特にフィリップがメインの小説です。
内容はダブルファンならば是非読んで下さい。
嗚呼、仮面ライダーサイクロン! -
中学生くらいの時にWをテレビで見ていたから俳優さん達の演技を思い出せて楽しかった。
特にフィリップと亜樹ちゃんの描写は声に出して笑うことが多かった。
実写化はされていないだろうがどんな(美男)美女達だったのか気になるところ。 -
20190321
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【ノート】
・既にエクストリーム化を果たしつつ、最終回まではたどり着いていない時期での鳴海探偵事務所のエピソードという位置づけ。アクセルは既に登場しているが、既に正太郎達とは良好な関係にまでなっている段階。正太郎がひどい風邪にかかり、フィリップが正太郎になり代わって探偵稼業のフロントマンを務めるというお話。
・語り手はフィリップ。星の本棚の構成などが本人の口から語られているのが「興味深い」。あれって、テレビ見てるだけだとどういう仕組みになってるのか今一つ把握できなかったのでね。
一方、本作では終盤まであまり出番のない正太郎。それでも、彼の存在意義がフィリップによって再確認される描写があり、正太郎ファンにとっても、なかなかに嬉しい構成。
・園崎一家がほとんど出てこないのが残念ではあるが、オールスター出演を意識するあまり、学芸会的になってしまっては本末転倒なので、これはこれで正解。文章的にも安定しており、入り込めるかどうかは別にして、仮面ライダーWの世界観を何とか把握するぐらいのことはできる。平成仮面ライダーの小説シリーズの中ではなかなかの良作だと思う。
・ところで本作の作者は亜樹ちゃんを一番愛しておるね。登場キャラの中で最も映像が浮かんだのが彼女だった。Wではフィリップ役の菅田将暉がその後、活躍目覚ましいが、正太郎や亜樹ちゃん、照井竜があまり活躍してないのが残念。