小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~ (講談社キャラクター文庫)
- 講談社 (2017年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063148800
感想・レビュー・書評
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ゴーストは本編、Vシネマ(スペクター)←大傑作、アラン英雄伝、超バトルDVD、そしてこの小説を読んでこそ真価を発揮する作品です。だからこそ大変なのですが、よりゴーストが好きになりました。これを読むとタケルやマコトの父や祈祷おじさんことアラン達の父親の心情までも理解出来ると思います。この小説を踏まえ本編を見返すと不明点な部分もクリアに理解できますし、Vシネマ スペクターの親子対決及びアラン様の名演説により一層心打たれ命燃えること間違いなし。
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「作者が想定していた本当の仮面ライダーゴースト」
ってことなんでしょう。無理矢理な箇所はあるが、
おおよその設定には説明をつけましたという印象。
前日譚(ガンマ世界の成立過程の詳細)はともかく、
本編にまつわる設定で描写しきれなかった大部分を
小説やVシネマで説明して済まされてしまったのは、
後出しジャンケン感が強くて非常に残念。
ライダーの本編脚本は、販促の都合などがあるから
根幹の重要設定をきちんと描写することを軸に、
その他の設定は「描けたら描く」程度のスタンスで
尺的に無理だった場合はばっさり削ぎ落としても
本編の軸に大きなブレを感じさせない範囲の前振りに
留める判断が必要なのだな、とつくづく思う。
最近のライダー等の脚本は、やる事が多過ぎて
構成センスがないと本当に大変なんだろうなぁ。
あと、アカリを本気でイゴールとくっつける気なら
(本気でそのルートがアリだと思っているのならば)
私は福田卓郎を絶対に許さない。