小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~ (講談社キャラクター文庫)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063148800

感想・レビュー・書評

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  • ゴーストは本編、Vシネマ(スペクター)←大傑作、アラン英雄伝、超バトルDVD、そしてこの小説を読んでこそ真価を発揮する作品です。だからこそ大変なのですが、よりゴーストが好きになりました。これを読むとタケルやマコトの父や祈祷おじさんことアラン達の父親の心情までも理解出来ると思います。この小説を踏まえ本編を見返すと不明点な部分もクリアに理解できますし、Vシネマ スペクターの親子対決及びアラン様の名演説により一層心打たれ命燃えること間違いなし。

  • 「作者が想定していた本当の仮面ライダーゴースト」
    ってことなんでしょう。無理矢理な箇所はあるが、
    おおよその設定には説明をつけましたという印象。

    前日譚(ガンマ世界の成立過程の詳細)はともかく、
    本編にまつわる設定で描写しきれなかった大部分を
    小説やVシネマで説明して済まされてしまったのは、
    後出しジャンケン感が強くて非常に残念。

    ライダーの本編脚本は、販促の都合などがあるから
    根幹の重要設定をきちんと描写することを軸に、
    その他の設定は「描けたら描く」程度のスタンスで
    尺的に無理だった場合はばっさり削ぎ落としても
    本編の軸に大きなブレを感じさせない範囲の前振りに
    留める判断が必要なのだな、とつくづく思う。

    最近のライダー等の脚本は、やる事が多過ぎて
    構成センスがないと本当に大変なんだろうなぁ。

    あと、アカリを本気でイゴールとくっつける気なら
    (本気でそのルートがアリだと思っているのならば)
    私は福田卓郎を絶対に許さない。

  • 劇場版・Vシネを見れてないので、ガンマ世界側の物語補完として大変面白く読めた一方、「タケル殿がぽっと出のヒロインに持って行かれた」感もかなりあった。

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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