加治隆介の議 14 (ミスターマガジンKC)

著者 : 弘兼憲史

• 講談社 (1997年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaerukaeruspoon2さんの感想 · 2010年12月26日]

すごいよー。政治漫画。漫画だから読み始めたのにそのうち政治に興味持ち出して、こんなに漫画っぽくしなくてもいいのにっておもうくらい国政に夢中になる。ニュースみて加治さんならきっとこう考えてああ動くって考えたりするのもおもしろいよ。


「そも学級委員とか議員とかになりたいとおもうようなひとが、なろうとおもわない自分たちの代表をできるとはおもえない」っていうのを何かで読んでそうだなーっておもったことがあるのだけど、加治さんはその点もストーリーのなかできちんとクリアして、ゼロから政治の世界へ導いてくれます。

著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』（原作 矢島正雄）で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』（「モーニング」）、『黄昏流星群』（「ビッグコミックオリジナル」）を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」