- Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063346206
感想・レビュー・書評
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貸本時代の漫画はひたすら荒唐無稽でストーリーや画力など二の次三の次なんですね。現代なら編集者からボツを食らうであろう、行き当たりばったりな内容のホラー漫画が当時は堂々と罷り通っていたとは。いやはや、ホラーのはずですが、現代の下手なギャグ漫画より笑えます。って別にギャグマンガ日和のことではありませんよ。日和、大好きですから……って余計なことを書くから逆に誤解を生むんですが。それはさておき、この面白さは言葉で表せません。ストーリーが破綻しているから尚更可笑しい。そもそも理路整然とした漫画を描く気が一切ないのでしょう。計算ではなく、実際に作者が最初の展開をきれいさっぱり忘れてしまったとしか思えない奇々怪々な内容に引きずり込まれてしまうのです。面白い時代だったのですね。漫画の黎明期といえるでしょう。余計なことを考えずに笑いたい時にぴったりの一冊です。
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笑い過ぎて呪われそうなくらい面白いです。
つっこみどころが多過ぎて楽しい。 -
今まで読んだ全ての漫画の中で1番笑った。
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唐沢氏と奥様が、貸本時代の怪奇少女漫画家・好美のぼるの漫画に突っ込みを入れまくる本。とうとう手に入れた〜。予想通りの面白さで、腹筋が痛い!!
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ダサさが心地よい。パ・パ・パ・パリーですって!!?