天才柳沢教授の生活(5) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年9月12日発売)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600773

感想・レビュー・書評

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  • 2024.3.19市立図書館
    図書館のコミックコーナーでみつけて、少しずつ読みすすめているなつかしの名作。
    初出はモーニング(1995−1997)、1996年の単行本9巻と1997年の10巻から。
    超几帳面で我が道を行く柳沢教授とその家族(妻+娘4人とそれぞれの家族、そして猫のタマ)や大学の同僚・教え子らを中心に繰り広げられるさまざまなエピソード。

    第81話「学士誕生」と第93話「噂のあの人」がおもしろかった。教授はほんとうに人格者だなあ。

  • 若い頃のエピソードが好き
    こんな時代があって
    その時代を今の自分が懐古する時
    若かったでは終わらない
    でも
    そんな時代があったからこそ
    今の時代がある
    繋がって行くために
    理論を飛び越えた
    感情
    気づかないけど
    その感情があること
    分析しきれないからこそ
    分析しようと思いながら
    言葉を紡ぎつなぐ
    あの時があったから今があると思うところから

  • おもしろい

  • 今回は、柳沢教授の学生時代の友人で、官僚の職を投げうって現在は東京の下町で一人暮らしをしている西園寺という男のもとを、教授が訪ねるエピソードや、かつて柳沢から論文をアイディアを盗んだ笈川正宏という男との再会をえがいたエピソードなどが印象的でした。

    そのほか、華子メインのエピソードも多く含まれており、ドタバタにぎやかな展開にほほえましくなります。

  • どんどんと話に奥行きが出てきた。
    無感情と思われがちな柳沢教授の、
    『嫉妬』、『憎悪』という、
    至って人間的な感情が発露する話は興味深い。

    ・・・あれっ?
    なんか言い回しが似てきたかも。笑

    ○市立図書館所蔵

  • 断捨離、2013春。

  • これを読むと人間の無限の可能性を感じます。教授はホントに人間が大好きなんだなぁ〜。
    普段気にしていないような平凡な日常の中に悩み事を少しでも解決できるかもしれない小さな道標(サイン)や新たな発見があるのかもしれない。
    余談だが教授の若者時代はマジ美男子!昭和の戦争エピソードなどお気に入りエピソードがいっぱいで原作のノベルス版があればいいのに‥。

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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