星のたてごと 1 (講談社漫画文庫 み 6-4)

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  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063602494

感想・レビュー・書評

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  • 少女マンガで初めて男女のラブストーリーを魅力的に描き得たのは、やはりかっちょいい王子様のおかげ!無駄にアポロ像のような胸丸出しスタイルを貫いたユリウスに私もメロメロです。

  • 神話を下敷きにした、少女漫画の礎とも言える作品...らしい。
    やっぱり現代的作品に慣れ親しんでいると、物語的リアリティや絵柄の古さのせいで良さはわかるけど、心から共感や理解が難しいなぁと思った。手塚作品に絵が少し似ているけれど、もう少しキラキラしている。
    ロマンティックで壮大なストーリーなのだけれど、細部がご都合なせいか御伽噺のよう。ただ、キャラクターたちが待っているだけのか弱い女、嫌な敵役としてだけ描かれていないのが御伽噺と違ってこの話に厚みが感じられるすばらしい部分だと思う。

  • 全2巻。感想は2巻に。

  • 母がこの作品の愛蔵版を持っていて、私は小さい頃にそれを借りて何度も読みました。本当に古き良き時代の少女漫画らしい少女漫画ですが、私が小さい頃に雑誌で読んでいた当時の最新の少女漫画以上に私の心に深く残りました。大人になった今でも読み返したい作品。

  • これは悪役もなかなか面白い。ヒロインはがんばるけど愛されヒーローがあまり活躍してない。

  • エロいシーンがあるわけでもないんですけど、
    なんかこう、なまめかしくって色っぽくってどきどきします。

  • 『王家の紋章』を彷彿とさせる唐突で急展開そしてご都合なストーリーでした。でもそれが面白くてついつい一気に読んでしまいました。絵は著者が手塚治虫の影響を受けたため良く似ています。

  • 死者の魂を天上へ導く乙女が、ある若者に恋をして彼に指輪を与え甦らせてしまった。父神は乙女に男の命を奪ってくるよう命じるが……。<br>ニーベルングの指輪にモチーフを得たロマン傑作。昔のマンガはすごかったなあ。

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著者プロフィール

少女漫画家の草分け的存在で、トキワ荘に居住した漫画家の紅一点。代表作『星のたてごと』『白いトロイカ』他。1970年に『ファイヤー!』で小学館漫画賞、2010年に日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞を受賞。

「2022年 『総特集 水野英子 自作を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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