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みんなの感想・レビュー・書評
この作品は映画を先に観てから読んだから漫画版のラストに複雑な思いが…。漫画を先に読んでいたなら映画のラストに複雑な思いを抱いていたのだろうか?
若い身空でこの作品に出会った時は、本当に心の底から気持ち悪いと思ったものだが。
読み返すと、後続の古谷作品に共通する不快感の走りがそこここに。
実写映画化もある事で。再読にはちょうど良い時期。
図書館より拝借。「・・・・で・・・・その悪党探しはいつまで続くの?」「そして仮にその目的を果たせたら その後君はどーするつもり?」「・・・・ぜんぜん考えてなかった・・・・・・・・?」
全巻通じての感想
心にぽっかり穴が空いた。
中学生だからそうなっちゃうのかなぁ…。
泣くに泣けなかった。
急に断ち切られるような終わり方に、最初読んだ時は納得がいかなかった。え、なんで??って思ったし、いやいやいやいやと思ったし、でも、そういうものなのかもしれないね。 一番好きなのは、住田が茶沢さんに駆け寄って、茶沢さんの顔が化け物みたいに変って、「ひょっとして…?」と思って目が覚める場面でした。あまりに目の前で起こっている状況がひどい時、「ひょっとして…?」と疑った途端にそれが夢だと気づく瞬間... 続きを読む »
映画に備えて二度目の読了。
正気でいる事の難しさというか、ダークサイドに落ちる落ちないの差なんて本当に紙一重だなぁと。いや、ボーダーなんてそもそもなくて、ゆるやかに繋がっているあちらとこちらを行ったり来たりしつつ、あるいは他方を遠目に眺めつつ日常を送る事が生きるという行為であると。
とにかく、あちら側に足を踏み入れてしまうのは大層な事では全然ないんだという事を認識しておく事が大切。
映画はエクストリーム表現満載になるんだろうな。震災をきっかけにしたアレンジもどうなるのか楽しみ。茶沢さん役の二階堂ふみにとても期待している。
best of 古谷実。
古谷実は、漫画界の太宰だと思う。
稲中はメロスだ。
稲中意外の作品はみな根暗だし。
ラストの展開でハラワタが煮えくり返るほどにこの漫画燃やしてやろうと、今までの時間返せと、怒り狂い、
ラストのラストにその怒りがはじけ飛ぶほどの爽快感を味わった。
棺桶に入れてあの世でも読みたい。
最後らへんで、茶沢さんの言葉を受けて、「一瞬 そんな、“普通”な未来を、本気で手に入れられるかも知れないと思った」って主人公のセリフがあるんだけど、この言葉が凄く重く感じられた。 Syrup16gの曲で「イマジン」という曲があるのだけれど、その曲がまさにこの言葉をあらわしてる。 主人公に対して、茶沢さんや色んなキャラクターが「大丈夫、住田(主人公)は今ちょっと“病気”なんだ」と優しい(と思... 続きを読む »
友人思いの友達がいても、ご都合主義ヒロインがいても、借金無くても、悪い奴をぶっ殺せても、親殺しの罪を償う決意ができても、明るい未来を描くことができても、結局視界から消えないバケモノ。主人公の住田はその一生にいったい何を見ていたのか…?
自分で自分を追いつめて追いつめて、何度かチャンスがあったのに、結局最後はバケモノを振り切れなかった。バスでバカを発見→惨殺→いろいろあって家に戻ると、希望の象徴きいちくんがいて、って所でものすごくホッとして、ああこれで大丈夫なんじゃないか…と思ったところだからこそ、ラストシーンの絶望に衝撃を受けた。
ヤクザの「お前は病気だ」の言葉が一番分かりやすく、端的に状況を表していたと思う。

悪いやつが見つからない。





