彼岸島(20) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 166
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063615739

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


吸血鬼に島を奪われてから三年余り。ついに立ち上がるときが来た! 明を中心に抵抗組織が吸血鬼の村を攻める。だが、初めは優勢だった戦況もおぞましき邪鬼が現れてから一変。しかもケンちゃんたちが連れ去られてしまった。明は仲間を救出するため廃病院に乗り込む。そしてあの身の毛もよだつ戦いが始まった‥‥‥。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    人間と吸血鬼の全面戦争開始、
    蜘蛛の邪鬼にケンちゃん、加藤、ユキが攫われ、
    救出のために病院へ、
    田中さんと合流し、
    西村の機転でユキを救出して、
    ケンちゃん・加藤の救出作戦を練るまで。

    正面からでは歯が立たないので、吸血鬼の5つの集落を1つずつ奇襲で潰していく。
    また、他の集落から増援が来ても勝てなくなるので、吸血鬼をひとりたりとも逃さずに殺す。
    雅の屋敷がある集落を襲う前に全ての集落を潰しておく。

    各拠点には邪鬼と邪鬼使いが配備されているという噂がある。

    1つめは病院を中心とした集落。
    師匠の寺があり、そこに五十嵐の注射器が隠されている。
    集落への出入り口は東西南の三ヶ所。
    西から仕掛けて東・南に逃げてくる吸血鬼を待ち構えて退治する作戦。

    西山の地雷は、明たちの待ち構えている場所よりも前に仕掛けておくべきだったのでは。
    これでは退路が断たれてしまう。
    まぁ、あくまで取り逃がした吸血鬼用なのかもしれないけど。
    しかし、どうやって地雷なんて作ったんだ。
    あと、相変らず川が断崖。

    貯蔵庫がひとつとは限らないと思うのだけど・・・。
    それに、ぶら下がっている人間は見捨てるんだろうか?

    ---

    田中 尚人:
    蜘蛛の邪鬼から逃げてロッカーに隠れていた師匠班のメンバー。
    ロッカーの中で漏らす。

    蜘蛛の邪鬼:
    上半身がババァで下半身が蜘蛛な邪鬼。
    「あしなが婆さん」という愛称がある。
    ちなみに蜘蛛の糸は本来、横糸だけがネバネバしており、縦糸はネバネバしていない。
    蜘蛛は縦糸を移動することで自分に糸が絡まない。
    でも、この邪鬼は縦糸もネバネバしているし、横糸を歩いているので蜘蛛とは性質が異なるのだろう。
    いちいち食料(人間)の服を脱がして保存するグルメ。
    でも人間を束縛するために自分の出した糸はそのまま食べる。

    関岡病院:
    1つめの集落の中心にある病院。
    おそらく雅を搬入した、島自慢の大きな病院。
    いくら大きいといっても病院の縮尺がオカシイ気がするけど些細なこと。
    蜘蛛の邪鬼の巣だけど、邪鬼が逃げ込んだ穴しか出入り口がないような気がする・・・。
    普段は何処から出入りしてるんだろう?
    ちなみに病院やテレビ局はテロなどの立て籠もりが使いにくいように実際にワザと複雑な構造をしているらしい。

  • 未感想

  • ユキちゃん、何回裸友達に見られてんねん・・・

  • 明さんすごいぜ!!

    この人は生理的に気持ち悪い生き物を描くのが上手いな

  • 相変わらずサイコーに邪鬼が気持ち悪い

  • 人間が攻めるようになりましたが、やっぱり邪鬼が強敵。このひとのセンスは思わず「ブハッ!」としてしまう。仲間を捕らえられた主人公はあしなが婆にわざと捕まり…

  • 18〜21

  • とうとう始まった全面戦争!雅に迫るため、まずは1つの村を落とせ!順調にみえた奇襲だが、邪鬼が襲ってきた!捕まった仲間を助けだせ!!も、あしなが婆さんが、気持ち悪っ!につきるかも。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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