彼岸島(27) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 155
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063617986

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。

行方不明だったケンちゃんの消息が知れた。明たちは急ぎ、森へ向かう。だが、そこで目にしたものは凄惨極まる吸血鬼の屍!一体、森で何が起こっているのか!?そして明たちは無事共に再会できるのか!?すべては次巻で!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    温泉の村で1ヵ月の休息、
    ケンちゃんが樹海にいるという情報を入手し、
    樹海へ、
    ケンちゃんの小屋を発見したけどケンちゃんは不在。
    ケンちゃんがユキの居所を突き止めたけど、
    ケンちゃんが感染、
    西山の血を吸ってしまうが、
    それを隠して明たちと合流、
    ユキが囚われている麓の倉庫を強襲、
    サカナの邪鬼2匹を倒して囚われている女性たちを救出するも、
    ユキは一足先に雅の元へ出荷されていた。

    ぶっちゃけ吸血鬼に杭って本来は相性が良いんだよね。
    心臓を杭で打ち付けるって言うし。
    ケンちゃんは、あの短いナイフであれだけの数の杭を作ったんだろうか?
    そもそも、あんな丸太、ほいほいと落ちているものでもないだろうし、ナイフで伐採からやってるんだろうか?
    ていうかユキの居場所が分からないから単独行動ってのは意味が分からない。
    ユキの救出は最優先事項でしょ。
    そのために明や、なによりもレジスタンスの情報収集能力を活用するべきなのでは。
    その挙げ句に感染て。
    しかも崖の上から投げ捨てた吸血鬼の首から滴る血が、たまたま目に入るとかどんな確率。

    落ち着けば目の色が戻せるって、戻ったかどうか自分で分かるんだろうか?
    分かるんだろうなぁ、ケンちゃん見てると。
    どう考えても異常な怪力な時点でケンちゃんの吸血鬼かはバレると思うのだけど。
    他にも明らかに黒い状態の眼で加藤たちと話してるシーンがあるのだけど、気が付かなかったんだろうか?
    一般的に雅ウィルスによる吸血鬼化は知能の低下を招くと(読者に)言われているんだけど、篤やケンちゃんは自我を保っているのな。

    ---

    青山 紅葉:
    師匠の義理の娘。
    明に呼び捨てにされるくらい親密になっている。
    ケンちゃんの情報を持ってきた。
    ユキ救出戦では血を吸われて倒れた西山とともにケンちゃん小屋で留守番。

    ケンちゃん:
    第1の集落ではぐれた明の幼馴染。
    攫われたユキの情報を得るために樹海で吸血鬼を狩りまくっている。
    明たちの回想ではバットを持っている確率が高い。
    ものすごい偶然で吸血鬼化してしまう。
    ・・・アレで感染するなら、血を吸われただけで感染しそうなものだけど。

    西山:
    ケンちゃんに血を吸われる。

    加藤:
    ケンちゃんの黒く変色した眼を見てしまい、潜在的な恐怖を感じるように。
    (いちおうケンちゃんは誤魔化している。)

    樹海:
    彼岸島の北に広がる樹海。
    地元の人もあまり訪れない。

    川:
    樹海を流れる川。
    相変らず川岸が存在しない切り立った壁に挟まれている、彼岸島によくある川。

    湖:
    ケンちゃんがいるという小屋の近くにある湖。
    樹海の外から見ると森の中にありそうだけど、近づくと何故か崖の側にある。

    崖:
    都合よく現れる崖。

    小屋:
    ケンちゃんが拠点にしている小屋。
    元からあったにしては場所が意味不明だし、ケンちゃんが建てたにしては立派すぎる。
    彼岸島では小屋も都合良く生えてくるっぽい。
    周囲には吸血鬼をおびき寄せるための吸血鬼の死体が飾ってある。

    倉庫:
    ユキや若い女性たちが雅への貢物として囚われている樹海の麓の倉庫。
    見た目以上にデカい。
    邪鬼2匹を含む吸血鬼が警護している。

  • 未感想

  • そりゃないぜ・・・ケンちゃん・・・

  • 某ゾンビ映画にも目から血液感染するシーンあったな

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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