- Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063653724
感想・レビュー・書評
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もっと勧善懲悪的な学園ものかと思っていたけれど、主人公修二がかなりひねくれた自己コントロールをしており、(不健康そう)と思いました。
見た目がダサダサでいじめられ役の信太を、クラスに溶け込ませるように変えていく主人公。
その計画は着々とうまく進みますが、あくまで彼が変えているのは外見だけ。
ある時、隠していた自分の内面を、友人に指摘され、一気に孤立してしまう修二。
自分が恐れていたことを招いてしまったのは、外見ばかりで、自分の内面のセルフプロデュースができていなかったのが原因です。
あとは、人を信じるということの大切さに気がついていなかったところに、信太と修二の違いがあったのでしょう。
それにしても、一度、外でボコられている学生が友人だと気づかず見ぬふりをしていただけなのに、そんなになじられ、責められるものでしょうか?
他人に見せていた姿が完璧すぎて、内面とのギャップが大きすぎたのが致命的だったのかもしれません。
修二は『仮面の告白』や『人間失格』の主人公の系譜を引いていますが、最後に救いがあり、爽やかなエンディングになっています。
マリ子がとてもいい子で、登場人物の中では一番セルフプロデュースが行きとどいているなと思いました。 -
悪くは無かったけど、買うほどのものでも無かったです。立ち読みでOK。
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本屋さんで立ち読みしました。
まぁまぁかなぁ? -
ドラマのほうがおもしろかった。
原作では野ブタ。が男だと知って驚いた。