伝説のサスペンス&ホラー ~ベスト・オブ・恐怖傑作選~ 骨の章 (KCデラックス)

  • 講談社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063723298

感想・レビュー・書評

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  • ホラー漫画アンソロジー。
    涼を求めて方向性を間違え(トホホ)《血の章》を読んでしまったので、
    毒を食らわば……とて《骨の章》も。
    有田景「幸せ占い館」が、ある意味、一番怖かった。
    ストーリーとかどうでもいいや(失礼☆)ヘタウマというべきか、歪んだ絵に狂気を感じた。
    凄いインパクト。
    少女マンガ版・徳南晴一郎かと思った(違うか)
    一番よかったのは川口まどか「死と彼女とぼく~心の行方」。
    浮遊霊の姿を見、声を聞いてしまうため、
    常人の何倍もの苦しみを背負わなければならない少女・ゆかりと、
    唯一彼女の苦悩を察知する少年・優作を描いたシリーズ中の1エピソード。
    「心の行方」は二人の回想で、ゆかり中2の砌、
    妖怪で言うところの「サトリ」のような、読心能力を持った不成仏霊との触れ合い。
    怖いというより切ない話で、これは思いがけない掘り出し物だった。

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著者プロフィール

大学卒業後、会社員として働いていたが、自作の同人誌をきっかけに1987年、『少女フレンド』(講談社)より「おるすばん」でデビュー。映画化もされた『不思議のたたりちゃん』をはじめ、『かなえられた願い』『不気田くん』など、恐ろしくも可愛らしい独自の世界観を持つ作品を多数発表している。

「2017年 『犬木加奈子の大恐怖! 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

犬木加奈子の作品

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