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- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063729450
感想・レビュー・書評
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中学の同級生の苛め、芸能界の弱肉強食な世界、そして自分を導いてくれる言語聴覚士の自覚なき腹黒さ、と言う具合に、良くんと言う人間の周囲には彼を愛する両親や、彼を見出してなんの見返りもなくサポートを申し出た北條の様に、プラスも引きつけるが同時にマイナスのものもやって来る。それらに対して、言語を形に残せない良くんが損得ではなく真実をただ見つめている様に脱帽する。言語聴覚士の神村は高学歴・ハンサム・女にもモテる、と言う具合に信用を得やすい表面を持っているが、人間としては全く信用できない、良くんはそれを批判せず、彼の能力に対しては信用してリハビリ教育を続ける、と判断する。並みの大人でもなかなか出来ない事である。見習わねば…と思うばかりだ。
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