あしたのジョーに憧れて(1) (KCDX)

著者 : 川三番地

• 講談社 (2015年6月17日発売)

作品紹介・あらすじ

パソコンもインターネットもケータイも無かった時代ーー漫画に夢を託した田中少年（川三番地）は、巨匠・ちばてつや先生の門を叩いた。そこで目にした素晴らしき技の数々！　日本が世界に誇れる文化「漫画」は、いかにして作られてきたのか!? 漫画を愛するすべての人にーー田中少年と一緒に、いざ素晴らしき漫画の世界へ!!

故郷・青森を後にして巨匠ちばてつや先生に弟子入りした田中少年(川三番地）!　そこには想像を越えた驚きと感動の日々があった・・!! 元ちばプロの川三番地先生が、アシスタント時代の実体験をもとに熱く描き下ろす素晴らしき「漫画」の世界！

感想・レビュー・書評

[マンガタリ編集部さんの感想 · 2019年5月31日]

ちばてつやさんのアシスタントに入った「田中青年」の奮闘記。
マンガを描くことにかける、ちばさんとアシスタントの皆さんの
熱意と想いががしがし伝わってきます。
『あしたのジョー』『おれは鉄平』など
ちば作品をもう一度読み返してみたくなりました。

[ざじさんの感想 · 2018年7月16日]

漫画って凄いと思い知らされるルポ漫画。

[ラビットサンバさんの感想 · 2017年10月13日]

奥深い。

[hs19501112さんの感想 · 2016年8月9日]

タイトルに一目惚れ。
昨今流行りの(？)、漫画家まんが。

川三番地さんは……子供の頃に父親がの書棚から抜いて読んだ「４Ｐ田中くん」の作者だと、懐かしく思ったりもして。

(その後「Dreams」やら「風光る」やらもかじったけれど、長過ぎるので途中で…m(._.)m)


昭和の漫画家の、壮絶な“プロの仕事”に圧倒されること間違いなし！

続巻も読まねば。

★４つ、８ポイント。
2016.08.09


※「４Ｐ田中くん」……“田中”って、筆者の本名だったのね(笑)。

※作中でちょくちょく紹介される、ちばてつやの代表作の数々……平成生まれは、知らないのだろうな。かろうじて、ちょっと漫画が好きだという程度の人が「あしたのジョー」を知っているかどうかってところだろうか……

でも、まちがいなく言えることが１つ。
この漫画を読むと、昭和生まれでなくともきっと、ちばてつやの作品が読みたくなるはずっ！

著者プロフィール

1957年生まれ。青森県出身。1980年『武道半人前』でデビュー。代表作に『4P田中くん』（「週刊少年チャンピオン」掲載）、『風光る』（「月刊少年マガジン」掲載）、『Dreams』（「週刊少年マガジン」ー「マガジンSPECIAL」掲載）。

「2020年 『風光る　約束の地編』 で使われていた紹介文から引用しています。」