講談社テレビコミックス ウルトラセブン(上) (KCデラックス)

著者 : 福元一義 伊東章夫 中沢啓治

• 講談社コミッククリエイト (2016年6月29日発売)

作品紹介・あらすじ

『ウルトラセブン』放映当時の1967年12月～1968年5月まで「ぼくら」編集部が毎月発売した「講談社テレビコミックス　ウルトラセブン」全6集。3名の漫画家による描き下ろしコミックス―福元一義「クール星人の巻」など全6編、伊東章夫「ビラ星人の巻」など全5編、中沢啓治「絵物語ピット星人の巻」など全3編という、幻の14作品を秘蔵のオリジナル原稿と誌面復刻によりA5判《上・下巻同時刊行》で初単行本化!!

感想・レビュー・書評

[あんみつ/胡桃院さんの感想 · 2018年1月8日]

桑田次郎版・一峰大二版の他にも、こんなにバージョン豊かなコミカライズが存在していたのか！　と嬉しい発見だった。TV本編のストーリーを簡略化しつつ、ウルトラホークのトリッキーな戦闘や、セブンと隊員たちがごく普通に会話で意思疎通を行うなど、本編では見られないマンガ独自の描写もあって楽しい。個人的には、福元版キリヤマ隊長の巨大リーゼントが、どんな解釈でそうしたのか謎めいてて好き。

著者プロフィール

1930年11月5日生まれ。手塚治虫のチーフアシスタントを長年にわたり務める。代表作に『怪物ラドン』『フランダースの犬』『ウルトラマン』など。

「2016年 『講談社テレビコミックス　ウルトラセブン（上）』 で使われていた紹介文から引用しています。」