貸本漫画集(7)化烏他 (水木しげる漫画大全集)

著者 :
  • 講談社コミッククリエイト
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063775044

作品紹介・あらすじ

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第1期33巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

そのカラスは、ムー大陸から飛んできた……。貸本漫画の傑作「化烏」の他、「怪談幻行燈」「怪談青葉の笛」の三作品を収録。「怪談青葉の笛」はなんと、保管されていた超貴重な原稿が大量に発見され、史上初の貸本ニューマスター版として本全集で初めて蘇った。  『水木しげる漫画大全集』007(1961-1965)、第1期第11回配本。

感想・レビュー・書評

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  • <MIZUKI SHIGERU Collection of comics perfection>
      
    ブックデザイン/坂野公一(welle design)

  • 全集版の「化烏」。
    『化け烏』(水木しげる著)を最初に読んだのは、1975年。東考社の桜井文庫(A6版)である。
    文庫判の漫画本の最初は、1975年のこの本であり、このことは版元も自負していたので間違いない。75年初頭か前年に東京都国分寺市の東考社に、他のと合わせて3冊まとめて予約に行ったら、1冊何か貰った。新書判の『噂の武士』だったかもしれない。東考社は引越先が決まっていたので、できた本の奥付は埼玉県の新住所になっている。
    文庫版漫画は、すぐに二見書房が続き、翌年には大手の講談社や小学館そのほかが参入。当時は、作品はすでに定評のあるものを集成したものが主体で、つげ義春、あるいは大島弓子の少女漫画なども、老若男女に広く読まれることになる。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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