世界でたたかうためのKOZUE メソッド

著者 : 安藤梢

• 講談社 (2012年12月21日発売)

作品紹介・あらすじ

50m走の自己ベストを28歳で更新。大学院で研究し、ドイツで伸ばした「サッカーがうまくなる頭と体の使い方」を、現役なでしこが直伝。

感想・レビュー・書評

[コーディさんの感想 · 2020年4月14日]

世界で戦う日本人女性の先駆者的存在で、大学の先輩でもある安藤梢さんの本。一度読んだけど、改めて読むと世界で戦うためには相当な覚悟と努力と準備が必要なのだなと感じた。
少し女性向けに書かれている部分もあるけど、かなり参考になることばかりだった。
それにしても、スクワットのベストが210kgはバケモノ！笑

[wondercafe866さんの感想 · 2019年8月2日]

よくありがちな「○○選手物語」みたいな本ではないところがよい。
これまで安藤選手がどのようなことを考え、努力してきたのかが具体的に書かれていて、サッカーをしている人、特にもっとうまくなろうとしている人には参考になるのではないかと思う。
プレーをしない自分にとっても、メンタル面や普段の生活習慣において意識すべきことは、ぜひ取り入れたいと思うところがたくさんあった。

安藤選手は大学院博士課程に在籍（！）もしているけれど、これもひとつの研究成果なのかな、と。
トレーニング方法や、技術面の向上についても、計算され、ひとつひとつ根拠に基づいたものであって、手当たり次第、闇雲にというのではない。
そういった努力にも、彼女の頭の良さが見られる。

あとは、高校時代、私もサッカー部に入っていたら、こずこずにサッカーを教えてもらえたんだなあ・・・。
今更ながらもったいない。