昭和元禄落語心中(4) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1909
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806311

作品紹介・あらすじ

"ついに助六、破門となった。落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!?
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"ついに助六、破門となった。落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!?"

感想・レビュー・書評

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  • 八雲と助六

    先代の八雲に破門にされた助六

    先代八雲師匠倒れる

  • 中年の菊比古さんもカッコイイー
    うちにも来て、部屋の掃除してほしいー笑

  • 助六も菊さんのことを羨ましがっていた。その肩をすがりたいような蹴りたいような、複雑な気持ちでみるしかできない菊さんの気持ちがつらい

  • 先代六助の破門。
    師匠と助六の因縁に驚いた。
    広い世界ではないだろうからそんな事も有るのかな?

    時々垣間見えるキャラクタたちの人間臭さがとても良い。

  • 相変わらずゆるゆるとストーリーは展開してゆく…

  • 2019.2.16市立図書館
    破門された助六はみよ吉の故郷へ。七代目八雲と助六の因果。そして菊比古が助六とみよ吉の住む土地へ、小夏との出会い、二人会の開催へ。八雲の「死神」八雲&助六「野ざらし」はテレビドラマで見た語りが脳裏に蘇る。
    巻末は落語における小道具としての手拭いと捺染の手拭いづくりについて。(どうやら特製版では八代目八雲てぬぐいがおまけに付いていた模様)

  • “ ついに助六、破門となった。落語を辞めるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、七代目がついに明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁の噺とは……!?
    八雲と助六篇、核心!!―裏表紙より。

  • 男をダメにする女は好きになれない。
    八雲を巡る因縁も悲しい話。

  • 小夏

  • 「お前は俺の息子だ」そう言って頭を撫ぜる師匠の気持ちも切ない。「息子」はもう、ひとりいるのだから。

    久方ぶりの再会に、めきょ、の後にむぎゅーっっ。たまりません。

    芸の肥やしがオンナなら、芸を駄目にするのもオンナ。いやいろんな種類のオンナがいるんだけれど。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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