「地下鉄に乗るっ」シリーズ 京・ガールズデイズ1 ~太秦萌の九十九戯曲~ (講談社ラノベ文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063814897

作品紹介・あらすじ

連休直前に送られてきたDMには『パワースポット巡り』の案内が。写真撮影が趣味の太秦萌は幼馴染みの松賀咲と小野ミサをこのイベントに誘って、思い出作りにしようと考えた。いざ、三人でのプチ遠足!と張り切っていたのだが、このイベントの案内役だという、自称“精霊”の不思議な姿をした都くんが現れ、三人を妖しげな巫女の元へ連れて行く。色々な意味合いで妖しい巫女からイベントの本当の目的を告げられた三人だったが、待ち受ける災いを恐れることなく京の都を縦横無尽に走り回る! 元気☆爽快☆ガールズストーリー!!

感想・レビュー・書評

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  • 京都大好き,地下鉄大好き!

    京都市営地下鉄のキャラクターがとうとうラノベに。キャラクターありきの小説ということで,話の筋は正直イマイチかと最初から思って読んでしまった。三人の幼馴染が京都の街を縦横無尽に走り回るので,観光スポット案内にはなっているけれど,うーん。ミステリアスな友人もよくあるキャラクターになってしまっていて惜しい感じがする。

  • 京都市営地下鉄のPRキャラクターを登用した作品.地下鉄沿線を中心に,京都市内各所を巡る内容.自分の活動範囲に割と重なるところで話が進むので,あああそこかとなるところあり,こんなところがあるのかとなるところありで,面白く読めた.高校入学当初を描いた短編アニメでは,萌は高校に友達がおらず,人間関係は幼馴染頼り,という印象があったが,本作品内だと高校では人気者という立ち位置らしく,少し安心.絶○先生とかナントカの巨人ネタが出てきたのはちょっと笑った.

  • 京都で地下鉄に乗ると実際に見かける賀茂川先生の絵は本当に最高です…… ラノベというよりはジュブナイルかな。

  • ライトノベルだな、という内容と文章。児童文学のような感じもあるかなぁ。ただ立ち絵と短いCMぐらいでしか見られなかった3人のキャラクターの幅がかなり広がったように思う。個人的に、昔竹虎図の修復のお手伝いをしたことがあったので懐かしく読みました。

  • 初ラノベ。

    この表紙の女の子(萌)が京都に来たら必ずといっていいほどどこかで見ます。

    バスにも大大と絵が描いてあったり、駅に広告がずらーっと貼ってあったりと本当に必ず見るぐらい京都人にとってはなじみのあるキャラクター。

    それを、後付けでラノベにしたということで今月新刊だったので読んでみた。
    面白かった。

    京都の裏情報や言い伝えなどが物語にうまく溶け込んでいて本当に面白い。

    しかし、話し言葉(京都弁)がちょっといくつか疑問に思うところがあった。私は大祖父母からの生粋の京都人だが、こんな話し言葉使わないぞ?と思うところが所々あった。

    「~しない」を本中では「~しやん」と言っていたがそんな言葉は使わない。大阪弁でしょうか?

    正しくは「しぃひん」と言いますが、さすがに通じにくいから「しやん」にしたのでしょうかね?

    著者は京都府下出身だそう。
    私たち京都市内の人間からしたら府下で京都を名乗るなんて!なんていうへんなプライドみたいなのがあるので、話し言葉も大阪弁混ざってるんじゃないの?とか思っちゃったり。

    京都人面倒くさくてすみません。

    ストーリーは面白かったです。
    小学生でも楽しめる感じにとても分かりやすかった。

  • 地下鉄の駅でよく見かけるポスターの子達がまさかのラノベ化!?と思いながら購入。
    京都に住んでいたら思い描けるような町並みや、風景なので、想像しやすくとても読みやすかった。
    イラストが全部にわたって可愛らしく、ほのぼのほっこりしながら読めた。

  • 京都市営地下鉄のPRキャラクター、「地下鉄に乗るっ」のノベライズ……だけど、そんな特別地下鉄乗ってない(笑)小説担当の方は寡聞にして存じ上げないんだけど、折返しの既刊一覧を見るに神様や妖怪にまつわる話を書く方らしく、この小説も地下鉄<<<神様・妖怪。
    内容は「可愛い女の子が可愛いことをするだけ」、文章も「読むには大して困らないくらい」、取り敢えずイラストは「可愛い」という、まあライトノベルだなあ、って感じの読み物。京都出身の女の子三人のほんわかした話し方なんかはなかなか良かったけれど、話の展開があまりにもド直球で、ひねりのひの字くらい欲しかったなあ。

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