アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者16 (講談社ラノベ文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 70
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063815528

作品紹介・あらすじ

謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』と敵対しているババイラム王国で、天変地異が続発する! ミュセルの母親・ファルメルの預言で呼び出された、オタク文化交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一と毎度おなじみのメンバーは、バハイラムの最高機密〈竜の巣〉に潜入し、そこで奇怪な人形の様な少女・テレジア・ビグロウと出会う。北米連合機構の少佐だと名乗るテレジアは実は、ここが遥か遠い未来の軍事基地であり、しかも、基地の主動力源が暴走し爆発しかけていると言うのだった。爆発すれば、バハイラムとエルダントは消滅する。それを救える唯一の人物が慎一だと告げるのだった。日本のただのオタク、ついに異能バトル物の主人公に変身か!?

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    前巻からの続きの物語になっている。
    前巻に発生した世界の危機は継続中であったが、結果的に言えば慎一たちがバハイラム王国を訪れたことは無駄ではなかった。
    そして一連の出来事で慎一とミュセルの関係は大いに深まったようだ。
    しかしながら今回発生した出来事は日本と異世界の関係を著しく変化させることになったようだ。
    慎一の恋愛関係はどのような結果になるのだろうか。

  • 原子炉の緊急停止レバーを引いて停止させるのに原子炉のそばに行かないといけない。
    行く手には無数の「敵」。
    ま、燃えるシチュであることは認めるが、そもそも緊急停止機構を緊急に停止しなくてはいけないもののそばにおくってどうよ?
    と言ってしまってはおしまいか。あまたの物語が成立しなくなる。

  • 前巻で実はSFパラレルだったことが確定したわけですが、世界滅亡の方は思いのほかあっさり解決。まぁいろいろ手を尽くした結果だからあっさりというのはちと違うかも知れないが。完全ハッタリで軍をやり過ごすシンイチは私的に割と痛快だったし。そして一難去ってまた一難。最終巻でどういった結末を見せてくれるか楽しみにします。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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