戦国外道伝 ローカ=アローカ(2) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 : 長谷川明 佐藤将

• 講談社 (2016年8月5日発売)

作品紹介・あらすじ

人を拐（かどわか）す、魔界の城・纐纈城――。纐纈城の異形の兵を喰う、外道の忍者・加藤段蔵は念願かなって武田軍に就職する。段蔵のような外道者を集め天下統一を企む武田信玄は、外道者を探知する巫女軍団の育成を始めるが――!? 戦国血風ファンタジー、美少女育成の章（？）、開帳（かいちょう）！

感想・レビュー・書評

[杉浦印字さんの感想 · 2016年9月16日]

禍々しさ、おどろおどろしさを絵に乗せてかつ軽々とした語り口は作者コンビの巧みさで、加藤の猿御前戦は痛快無比。猿御前の過去と想いは短くも感動的だけど、さっきまでの敵役から視点がブレた気も。

著者プロフィール

1949年、横浜市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業（第１期生）。出版社勤務をへて、現在フリーランス。著書に『歓喜天とガネーシャ神』『写真を見る眼』（ともに青弓社）、『インド神話入門』（新潮社）などがある。

「2002年 『相撲の誕生 定本』 で使われていた紹介文から引用しています。」