カレチ(4) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871623

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  • 合理化の波に揺れる昭和の男たち。昔はよかったとは言わないけど、ただなくしたものを懐かしむ。心までなくしたくはない。

  • 昭和40年代後半のエピソードが第30話でいきなり平成24年に時代が飛んだ。苦情の主がリタイアした荻野カレチとは。彼にはもっと穏やかな老後を過ごしてほしかった。私鉄の重役にならずとも良い。鉄路の傍に居を構え、過ぎ行く列車を優しく見守るような老後に。31話から一つの時代が終わったかのように「昭和50年」のナレーションから始まる。そこには国鉄が抱える問題から配置転換・人員整理を余儀なくされた人間模様が描かれている。堀之内特発車掌の話は読者の意に反するハッピーエンド?! 今後の展開はいかに?

  • 合理化という当時の時代の流れが話の随所に。ハッピーエンドとならない話も増えたが、不思議と読後の嫌悪感は覚えないのはなぜか。平成24年の荻野くんとは、チャレンジング。

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。鉄道関係のライターとして長く活躍していたが一念発起し、漫画作品の投稿を始める。第54回ちばてつや賞一般部門で大賞を受賞し、43歳で漫画家デビューを果たした。代表作は『カレチ』(全5巻)、『甲組の徹』(全1巻/共に講談社)、連載中の『国境のエミーリャ』(小学館)他多数。

「2023年 『艦隊のシェフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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