なにかもちがってますか(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063878615

作品紹介・あらすじ

「物質と物質を入れ替える能力」を使って、とりあえずは運転中にケイタイを操作してるヤツを殺すことからボクらの世直しは始まった。そんなボクらに接触してきたニコ。彼女も別の”能力”を持っている。よくわからない3人体制で活動中に、今度はオッサンが、しかも刑事が現れた!世直しのためとはいえ無差別連続殺人はさすがにヤバかったか!?

感想・レビュー・書評

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  • 完全犯罪だと思っていた日比野と一社。超能力で世直しという名の連続殺人を突如として現れた少女・ニコにより全て見透かされていた。しかも彼女には別の能力が備わっていることが分かる。更に警察のオジサンからも目を付けられる。

  • 女の子と刑事が仲間になった!二人とも積極的に入ってきて、どういうことなんだろう。まあ、ニコは復讐って言ってるけど、ポイ捨てで殺すことを子供達が受け入れてるのがすごいな…もう殺すのが選択肢に普通に入ってるの怖いな。

  • 世直しメンバー続々登場。規模が大きくなっていく。桜山がイマイチ信用できない。真意はどこに?!

  • 2分の遅刻で怒鳴るイッサよりも性格キツそうなサイコメトラー高岳似子と顧問を名乗る四十路デカ桜山幹雄が加入し、4人組となった世直し一派。ハルの存在が露呈してからというものクールで完全無欠に思われたイッサのイメージ像が徐々に崩壊していく。しかし失敗続きで自信を失い弱音を吐くイッサをみてミッツが自分から行動に出るのは二人の変化が窺えて面白い。

  • かなり極端な価値観に基づく行動がわりと淡々と行われて、日常に埋もれていく感じが面白い。
    割と簡単に協力者が集まるのは物語の都合なのかはたまたどこかでどんでん返しがくるのか。

  • 第2,第3の仲間(?)が!?ハル面白いなぁ。

  • 新キャラ続々でしたね!そしてどんどん拡大してゆく世直し…!早く続きが読みたい!

  • で、で、出た~! 中二病による世直しをしたいヒト追加分!!

  • 重い命題と実際に行っていることのギャップと軽快な展開。考えようによっては救いようのない身勝手な話が、ぎりぎりで後味悪くならずに済んでいる、このバランス感覚。とはいえ「なるたる」と「ぼくらの」の作者だから、いきなりバランスが崩れてひたすら鬱展開になる可能性が大いにあるわけですな。新キャラ登場で、その可能性が更に高まった……!うーむ。怖いもの見たさで買い続けてしまうんだよ、結局。

  • 君子危うきに近よらす

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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