天地明察(4) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
4.17
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本棚登録 : 490
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063878745

作品紹介・あらすじ

異才・冲方丁初の時代小説にして、数々の賞を受賞し映画化もされたベストセラーを実力派絵師・槇えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! 日本各地の北極星の高度を観測する“北極出地”の旅で建部・伊藤二人の老人からそれぞれの大願を託された渋川春海は、その実現を誓って江戸に帰還する。道中培った算術で達人・関孝和へ再挑戦すべく、苦い思い出の場所・礒村塾へ向かうが……。旅の成果が試される緊張の第四巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 冲方丁(うぶかた とう)さんの天地明察がコミックになっているのを知り、早速読んでみた。
    勢いで4巻まで読了してしまい、味わうように再読しつつ、順番にレビューなどナド。

    第4巻は、奥州津軽にて一度目の北極出地が終了。満を持して、関さんに二度目の設問を投じます。
    色々と省略・・・。
    嫁さんをもらった所で第4巻終了。

    イイ感じですね。次巻も楽しみだ!!

  • 色々な人との別れと出会いがあって、思い悩みながらも前に進んで行く春海の成長が見える一冊。

  • まずは天測お疲れ様。
    でも、春海の人生にとって、北極出地の天測は序章なんだよね。
    本当の春海の勝負はこれから。
    まずは勇気を振り絞って関さんに会いに行かないとね。

    熱意に満ち溢れて、人を思いやることができる春海は
    沢山の人と出会って、知識と吸収して
    まだまだ、これから成長するのだね。

    応援してるよ!

  • 北極出地終わって、おかえり春海。
    次のステップまでの、充電中。


    とりあえず、建部のじいさんお疲れ様。
    あなたと伊藤のじいさんコンビが大好きでした。
    どんだけ年齢重ねても、好きなことで大はしゃぎできる人生送りたいものです。

  • わあい4巻。いろいろ状況変化の4巻。ネタバレしますよ。

    北極出地を終え、江戸に帰還する春海。建部の死、嫁にいったえん、関への再挑戦。どこか逃げていたような現実が一度に押し寄せ、ぐらぐらとする春海。しかし闇斎の言葉が自分を見つめるきっかけとなり、同時に兄が碁所につき、勝負碁によって安穏とした碁を打ち破ると宣言する。不変の碁に疑問を感じ始めていた春海は、これによって再び碁の世界に…なるのかな?そして春海もまた嫁をとり、守るものを手に入れる。そんな転換部分な4巻。

    碁、算術、暦、天測と今は全部半端だけれど、人より大きな器だからこそ空の部分に注ぎたくなる。そのまま目の前にきたものを受け入れれば良い。闇斎が春海に言う言葉は、器用貧乏タイプにとって泣きたいくらいの支えになる。

    それにしても毎回言っているけど道策が癒しキャラクター以外の何者でもない。かわいいよ道策。春海嫁のことさんもかわいいよ。

  • 建部様・゚・(ノД`;)・゚・
    原作読んだときには泣かなかったんですが…。
    今回に限らず、漫画版ではかなり感情を揺さぶられます。
    コミカライズ成功の一作です。
    このテンションで最後まで描き切ってくれると嬉しいな。

  • "「昔から素直に人の話を聞き入れるやろ 興味持ったら真面目に学ぶ
    そんでもちゃあんと御家の勤めもこなしとる 半人前やけどもな!
    安心せい六蔵!
    お主は今までと何も変わっとらんわい
    そのまま目の前に来た物を 受け入れていけばええんや」
    「う…受け入れて…」
    「お主には それだけの空っぽの器があるっちゅーーこっちゃ」"[p.150]

  • 借りて全巻一気読み。

  • ことさん可愛い♪
    いよいよ、大仕事が舞台上に上がってきましたね…
    そわそわ♪

  • 建部と伊藤、この二人の想いをしかと胸に抱き、精進してほしい。(伊藤氏は健在ですが) 北極出地から数年。あっという間に時間は過ぎ去ってます。春海が出地中に考え作った問題は関氏に解かれましたね。明察と書いた時の気持ち、己への達成感と関氏への飢餓感があったのかな。えんもこの期間に嫁入りしてました。あれ、彼女は奥さんにならないの?再婚になる?とか思ってたら、春海も所帯を持つことに。 

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。装画に『さよ 十二歳の刺客』、『星の旅人』、漫画に『天地明察』、『朱黒の仁』、『魔女をまもる。』他作品多数。

「2019年 『万人の父になる 佐竹音次郎物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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