おおきく振りかぶって(25) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063880748

感想・レビュー・書評

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  • さて、久々のレビューです。
    というわけで、まずは書きやすそうなものからスタート。

    「おおきく振りかぶって」。今の私が最も好きな漫画です。
    それにしても、毎度続く、この半年に一巻のペース。
    何とかならんのでしょうか、ひぐち先生並びに講談社のTさん。
    あっ、Tさんは事業部違うから関係ないですね。<(_ _)>

    実際、連載されているのが月刊の「アフタヌーン」で、25巻は昨年の5、6月号、8~11月号に掲載された内容らしいので、それほどコミック化されるのが遅れているわけではないのだが。

    でもなあ、まだ1年生で、これは秋季大会の様子。
    3年生の最後の夏の大会までは当然書くのだろうから、
    そうすると終わりはいったいいつになるの?
    少なく見積もっても10年先ぐらいにはなってしまうと思うのだが。

    とにかく、私が生きているうちに、感動的になるだろう
    ラストシーンまで読ませてくださいね。お願いします。

    今回は三橋君のホーム改造が、どんな変化をもたらしたかがテーマ。
    6足半から7足半に足の振り幅を広げたことによって、
    今までよりスピードとキレは増したが、それと引き換えに
    三橋の生命線である正確なコントロールに微妙なずれが生じてしまう。
    さあ、そこをどう乗り越えていくんだ、阿部君とのコンビで。
    と、さらに成長しつつある二人の姿が今後に期待を持たせる。
    で、期待を持たせてくれたところで終わり。次巻へ続く。
    26巻が出るのは、また半年後。となると来年春頃か。
    はあ、ため息が漏れます。

    でも、第一巻のレビューに書いたようにこの漫画は画期的な作品。
    これまでの熱血スポ根野球漫画ではなく、野球を心理的側面から描いた素晴らしい作品。
    ブクログのレビューを見ると分かるように多くの女性ファンがいるようです。
    野球を知らなくても楽しめる、野球漫画。
    読んだことのない方は、是非TSUTAYAかGEOで1巻から借りて読んでみてください。面白いこと間違いなし!!

  • 読みながら「阿部君たら感情昂ぶった末にまた涙目半泣きなのね可愛い」と思った矢先に三橋に「泣いてる?」って指摘されててホント阿部君可愛いなぁってそれ以外の感想ふっとんだんです試合内容濃かったのに。田島様がちょっと大変なのに。

    「だってお前」
    「コースのリードが内外だけとかありえなかったじゃん」
    のトコ、クッて笑ってる阿部君がビックリするほど可愛い。阿部君尊い。

  • フォーム改造の影響が出始める三橋。ピンチなのだけど、阿部ともバッテリーらしい会話が出来るようになったなぁと感慨深いものがありました。一方的に阿部が怒っていた当初から思えば、相談できる関係になったのは進歩だよねぇ…^^; しかし相手は強豪千朶高校。果たして万全ではない三橋で勝負になるのか、続きがとても心配です。

  • どーしたらいいんだよー、って言えよ、って阿部が言ってるよ、三橋…(泣)ここまで来たのか、このバッテリーは。捕手ってスゲェな、三橋の性格があんなだから、って手を抜かなかった阿部は偉いよ。人の感情の機微に疎い、とも言うかもしれんが、見下して相手に合わせる方がバカにしてる事になるんだよな、三橋相手にガァガァ怒り続けられる阿部って、三橋にとっては有難い存在なんだよ。この二人のバッテリーとしての関係性の構築具合を時系列で追ってると(巻を追って読んでいると)…心の中がむずむずするよ。恋愛関係でも親友になる友情過程でもないんだけど、なんか、いいよなー。

  • なんだかイヨイヨバント職人の道を歩み出してしまったような
    再びやってまいりました 腕の見せどころ!

著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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