花井沢町公民館便り(2) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
3.74
  • (12)
  • (29)
  • (25)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 359
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063881110

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2巻も文句のつけようがないくらい面白かったです。
    パンを作る話のように希望を感じられるような話や映画館の話のように笑えるような話のものもある中。
    レイプを苦に娘を生んだ後自殺した母の話など、閉鎖的な空間ならではのドロドロしいエピソードもあり面白かったです。
    どんどん町の人口は減りだし、空き家も増えていく中、それでも生活していく花井沢町の最後の1人になるまで読んでいきたいです。

  • 続けていくのは難しいネタだと思う。
    インパクトのある設定ゆえに、物語として紡いでいくのは難しいのだと思う。
    設定に負けず、どこかで読んだ様でもなく、とつとつと描いていくのはしんどそう。
    おもしろいとは思うし、素敵な設定だとは思うけど、やや慣れちゃった感が無くもない。

    読み慣れないせいもあるとは思うけど、人物の書き分けが…

  • ずーっともやもやと手探りで訳がわからない状態で説明されない部分を想像で補完して読み進めてはいるが、これはいずれ現実世界でも起こり得ることなのかもしれないと思わせるような恐怖がずっとある。

  • 今回は1巻より好きかも。
    1番選べないけど純愛の力を信じてるから総一郎の話かなぁ。でも百合の歪みも好きだし小説家のキラキラ感も好きだし童貞のアホらしさも好きだ。

  • ショートショートSFの設定で、そこの人々がどう暮らす(した)のかを丁寧に描いている作品、2巻目。
    時系列バラバラだから1巻では良く分からなかったところも、ちょっとずつ明らかに。
    まあまだまだ全貌分かってないけど。でも、終わりは分かってるのよね。
    いや、どうなるのかは分からないけど。

全19件中 11 - 19件を表示

著者プロフィール

1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』(本書原作コミック)『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。

「2020年 『さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヤマシタ・トモコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×