- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063881141
作品紹介・あらすじ
2016年1月よりドラマ化決定! 今最も注目を集める医療漫画が本作だ。主人公は、病理医・岸京一郎。直接患者と会うことなく病気の原因を調べ、診断を下す医者。医師らは彼について、こう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と――。セカンドオピニオン外来に駆け込んできた若い母親と新生児。赤ん坊は、他院で重症複合免疫不全症の診断を受け、移植手術を勧められているという。岸の下す診断は、果たして!?
感想・レビュー・書評
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セカンドオピニオン第2弾の巻。今度は患者が子ども。
「セカンドオピニオンの最大の欠点は、選択の重荷を素人に背負わせてしまうことです」
この岸先生の言葉。まさにそう。
選択は責任を伴う。それだけでも苦痛なのに医学的な知識のない素人が複数の医師の診断をどちらが正しくてどちらを選ぶべきかなんて、どうして決められるんだろう。
最初に出会った医師の診断を信じ、治療に身を委ねる。簡単なこと。普通はみんなこれ。でもこれは=その医師の出した診断や治療がベストである、ということではない。どこか不安を感じつつも、権威に畏怖を感じ、今まで築いてきた(と勝手に患者が思っている)信頼関係にヒビを入れたくないという思いが患者の言葉を飲み込む。
セカオピは勇気と決断が要る。
でも自分のことだ。死ぬにしても納得した死に方をしたい。ましてや患者が大切な家族だったら…。
セカオピ医が他院の患児の採血を採りに行く…!?ありうるか?(笑)
ルールに縛られず、間違ったことは間違っているとハッキリ言う。
いかん、岸先生が正義の味方に見えてきた!顔は全然好みじゃないのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
緊張感あるー!ECMO出てきた。岸先生の腰が90度に曲がるなんて!いい関係だなぁ。
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相変わらず面白い。少ししか登場しない人も存在感をもって描写されるのが好きです。宮崎先生はいつも必死で楽しい。
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まるまる1冊幼児の症例。高柴先生も昔はキレやすい医師だったのね。今でもワンパクモードになるらしいけど(笑) セカンドオピニオン、よく聞く言葉。患者側からすれば最初の診断に納得いかない、その診断結果が間違いならいい。そう思って行くのか。岸センセの言うように1ヶ所目2ヶ所目と診断が違い、じゃあ3ヶ所目の診断で多数決をとるのか?と問われればなんと答えたらいいのか。実際問題とても難しい。藁にもすがる思いでいけばいくほど、セカンド、サードと泥沼に足を踏み入れてしまいそう。信頼できる医師に出会う、その確率はいかほど?
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全体的に岸先生以外の普通の先生が悪者的な表現になっている事が多いのがちょっと気になるけれど、実際完璧な診断ていうのは出来てないものだと思う。
色々考えさせられるなぁ
高柴先生の過去の話が良かった -
小僧
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「バカ正直に長年続けることを誠実って言うんですよ」
理性と感情のバランスって立派な大人になれば、いつか上手にとれるようになるんでしょうか…。