うちのクラスの女子がヤバい(1) (マガジンエッジKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 228
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063910056

作品紹介・あらすじ

1年1組はどこにでもあるごく普通のクラス。だけど、他のクラスとはちょっとだけ違うところがありました。女子生徒がみんな、「無用力」と呼ばれる、まるで何の役にも立たない、それも思春期だけしか使えない超能力を持っていたのです――。思春期女子はへんてこで、それがフツーで、みんなかわいい!衿沢世衣子が描く、思春期限定・ちょっと不思議なハイスクール☆デイズ!

感想・レビュー・書評

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  • お願いですから重版してください……
    一巻以降が見当たらず全く買えません(泣)

  • 衿沢世衣子さんの作品『うちのクラスの女子がヤバい』の1巻を読了。 いろんな個性を持った登場人物が居て面白い。 2巻もいずれ読もう。 やっぱ、衿沢世衣子さんのは良いな。

  • 1話完結ではあるけど、話が進むにつれてそれぞれが持つ無用力の面白さに引き込まれる。
    4話が特に好き。

  • 男のマンガ家は女のキャラ、とりわけカワイイ子をかこうとすると、だいたい同じ顔になってしまうのだが、その正反対で衿沢世衣子は一人一人個性的でかつかわいい女子の描き分けがうまい。本作はさまざまなタイプの魅力的な女子キャラが楽しめる。思春期女子だけのの「特殊な能力」である「無用力」とは、彼女たちの心の振動を「目に見える外形的変化」で表現しようとする狙いで、この試みもうまくいってると思う。

  • 思春期を迎えた女子に発症する能力、無用力。
    その能力は思春期しか使えない上に
    その名の通り、ほとんどは何の役にも立たない能力ばかり。
    そんな女子たちが集められたクラスのお話。

    衿沢先生の作品としては異色作だと思うね。
    しょぼい能力とはいえ、能力系の作品を描くとは思わなかった。
    なのでこの作品で初めて衿沢作品に触れて
    過去の作品を読もうとすると、きっとかなりの高確率で失敗すると思う。
    普段描かれているのは女子を中心とした単なる青春日記のようなものですからね。

    しかしこの無用力、本当に使えない能力ばかりで
    心拍数が上がると物体が透けて見える。
    イライラすると指がタコになる。
    動揺すると20代後半からは聞こえなくなる高周波音を発する。
    見ている夢の内容が空に投影される。
    等、どうしようもないものばかり。全部サバイバー以下。

    でも1巻ラストの子の無用力である
    その子の握ったおにぎりを食べると、それ以前の24時間の記憶が消える。
    ってのは凄い有用で、事実よくわからない組織(?)がそれを狙って動いてたけど
    そういう波乱めいたものは必要ないし
    波乱のためにわざわざ有用な無用力を作っちゃった感じがして
    あんまり好きじゃないなあ。

    でも、最終感3巻の幕の引き方は完璧。最高でした。

  • 思春期が終われば消えゆく力をもった1組の女子たち。
    無用力が予想以上に無用な力でとても面白かった。
    握ったおにぎりを食べれば記憶が消えるけれど一緒にほうじ茶を飲めば無効化されるとか、イラつくと指がイカになるとかワケがわからないシュールさが好き。

  • あっ、衿沢世衣子散々読んできたけど、一番このシリーズが好きかも。

  • 最後のおにぎりの話がシュールで面白かった。爽やかなエンドの好印象。

  • それぞれ変な超能力を持った女子高生たちのエピソード連作。こういうテーマでは超能力はそえものでキャラ中心の青春ドラマになってしまうことが多いのだが、この作品ではけっこうアイデアストーリーの部分も多くてSFとしても楽しい。絵柄も魅力的。

  • しょうもねー!

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著者プロフィール

1978年10月13日、東京生まれ。高校卒業後、ロンドン芸術大学キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツに留学。そこで近況などを描いたフリーペーパーを日本の友人に送っていたが、その友人の薦めにより『コミックH』に投稿、2000年「カナの夏」でデビュー。『おかえりピアニカ』『向こう町ガール八景』『シンプル ノット ローファー』『ちづかマップ』『SatoShio』『ツヅキくんと犬部のこと』『新月を左に旋回』『うちのクラスの女子がヤバい』など著書多数。

「2018年 『ベランダは難攻不落のラ・フランス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

衿沢世衣子の作品

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