掟上今日子の備忘録(5) (KCデラックス)

  • 講談社
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本棚登録 : 132
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063931808

作品紹介・あらすじ

忘却探偵・掟上今日子 彼女の記憶は一日でリセットされる――
あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介は、今日も犯人扱いされていた。助けを求め、呼んだのは名探偵・掟上今日子。どんな事件も一日で解決する“最速の探偵”にして、記憶が一日ごとにリセットされてしまう“忘却探偵”である!!

新章の舞台は、なんと花の都・パリ! 厄介は、いつもの冤罪体質から旅行代理店の仕事をクビになり、退職金代わりにもらったパリへの航空券で一人旅に出る。しかし、彼の地にはなぜか今日子さんの姿が。眠ると記憶がリセットされる“忘却探偵”が、なぜ海外に…? しかも、いつの間にか“探偵”じゃなくて“怪盗”になってる!? 第1シーズン、堂々完結――!短編読み切り「掟上今日子のバラバラ死体」も同時収録!

感想・レビュー・書評

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  • バラバラ殺人は凄いね。
    これからタネ明かししますよ~っていう直前にタネがわかるようになってる秀逸なバランスだと思う。
    まぁ、とはいえ犯人が多くなればなるほど痕跡が残ってないのは奇跡としか言いようがないので、そこは御都合主義かな、と。
    刑事さんの
    「もっとまともな手段で立ち向かって欲しかった」
    とか
    「一致団結すれば悪逆非道な相手に一矢報いることが・・・」
    は苦労してない人の意見だよね。
    ルールを守らない相手にルールを守って挑んでも勝てないし、皆が協力し合えば何とかなると思っている時点で考えが甘いし、殺害の状況から考えれば一矢報いる程度のレベルは既に超えていたから凶行に及んだのだろうに。
    というかなんで他人事なの?
    警察なんだから「こんなことをさせてしまった」と悔やむべきじゃないの?
    まぁ、警察は法の味方であって庶民の味方ではないから、被害者がどれだけ酷いことをしている人間でも法的に問題なければソッチが正義なのかもしれないけどね。

    エッフェル塔の話は、いまいちよくわからなかった。
    辞めさせられたお詫びにフランスに一人旅とか、罰ゲーム以外のナニモノでもない。
    てかパンツ!
    ここにきてパンツ!!
    そして、パンツが見えるなら、あの寝間着なら乳首券も発行されているはず。

    第1シリーズ完ってことは、そのまま続けて第2シーズンに移行するのだろうか?
    っていうかバラバラ殺人の最後で刑事さんに「その他の・・・」なんて思わせぶりなことを言わせておきながら、このまま終了とかないよね?

  • 第一シーズン完、ということで全5巻かな?
    今日子さんの忘備録が書き換えられたことによって、今日子さんが探偵から怪盗になってしまった…!
    エッフェル塔を盗むなんて無茶な、と思ってしまうけれど発想が面白い。
    唯一エッフェル塔が見えない場所って素敵。

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著者プロフィール

代表作に『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』(原作/鏡貴也、全12巻)、『掟上今日子の備忘録』(原作/西尾維新、全4巻)など。

「2023年 『聖女に嘘は通じない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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