不死身ラヴァーズ(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063949261

感想・レビュー・書評

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  • 掲載誌に載っているのを読んで面白かったので単行本を購入。
    そんなに長く続けられる設定ではないので、この勢いで最短距離を駆け抜けて欲しい。

  •  別マガで毛色の違う面白い恋愛漫画と思っているので購入。愛している人との別れと出会いを繰り返し、それでも変わらぬ主人公のヒロインへの愛が大変情熱的で面白い作品です。

     全力で恋をする。主人公の甲野じゅんはヒロイン長谷部りのに恋をする、なりふり構わず恋をする。本当にただその恋を愚直に描き上げている作品がこのマンガなのです。ただ、通常の恋愛漫画と違うのはヒロインが主人公と相思相愛になってしまったら消えてしまうこと。この消える部分がこの作品の肝でして。消えてはまた現れる長谷部りのがじゅんと出会うときは前の人格とは違っていて、ツンデレ、ギャル、後輩、先輩と様々なキャラ付けがなされます。その趣向は一種のギャルゲーのようなものですが、ギャルゲーと違うことは長谷部りのがただ一人の女性ということ。年齢、性格、言動、些細な変化に惑わされず、長谷部りのという女性に愚直に恋をし続ける。姿形が似ていればそれでいいのかと端的に見ればそうでしょうが、甲野じゅんが認める長谷部りのだからこそ恋をしてしまうんでしょう。このどんなに年数が経過しても出会う長谷部りのに恋をするじゅんがカッコ良くまたピュアと思わせてくれる作品です。

     消えてしまう時の演出も凝っていて、自分がその長谷部に恋をしていた身体の一部分が削り取られ、悲痛な叫びをあげる。ただ、出会った時には全力で長谷部のために行動をする。その心理描写も楽しめる面白い作品です。一応少年誌である別冊少年マガジンの作品なのでこのまま進行していくとその枠から外れるかもしれない時期がくるかもしれないが、しっかりと作品を描ききってほしいな。

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