- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063952216
作品紹介・あらすじ
お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。/耳の聞こえる少年・石田将也。耳の聞こえない転校生・西宮硝子。ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。作者・大今良時先生から】「点と点で生きている人たち。遠く、離れ離れの小島のように生きている人たちを描きたくて、この物語を描きました。みなさまに読んでいただければ、この上ない幸せです」
「神さま どうか もうひとふり 俺に力をください」。過去のトラウマから、仲間たちを拒絶し、壊れてしまった将也の世界。その責任を感じた硝子は、自ら命を絶とうとする。止まってしまった2人の時間。明らかになる、仲間たちの思い。バラバラになった心と体を繋ぎ合わせる術は‥‥。
感想・レビュー・書評
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高めろ 自分を 変わり続けろ この先ずっと変わらずに
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369-O-6
リクエスト図書展示コーナー -
将也が意識を失っている間、それぞれの想いが描かれる。みんな、何が正しくて、何をするのが良いのかは頭では分かっている。でも、理性と感情は別。そこで苦しむのは若者たちも親世代も同じ。私も同じ。でも、自分の心にあるダークな部分に目を瞑るのでなく、正直に向き合っていきたいと思った。
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シーンの。
シーンを追って、気持ちが運ばれてゆく。
筆致。
的な、駒の運び。
引き込まれる。
引き込まれはするが。
そーだねぇ。
感覚的なところへズルズルと、じわじわと。
重い。
時にストンと。
その緩急が、引き込ませる力なのだろうな。 -
悲劇のヒロインやるなら自分の尻拭ってからにしろよ‼︎ これ見たら死にたくなくなると思って 高めろ自分を変わり続けろ 千羽鶴とか何の役に立つのって感じ 心底気持ち悪いと思う 一挙一動見てやる_いちいち親の顔を思い出しながら見てやる_どんな立派な子供か見てやる_どんな間違いを犯すか見てやる 理由はわからないけど_ただ漠然と_自分が愚かに思えた 有村架純「現実でも、ローテーションで、いじめの順番が回ってくる」
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総評は7巻にて。
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この漫画家さんのバトルは痛そう。扉絵の5人で展開。やっぱり石田がキーマンだってことがはっきり分かる。子どもであり大人であり、子どもでなく大人でない、この年代の若者だからこそ、歯止めを取っ払った状態での、これくらいの荒療治が「地固まる」の状態に持っていくためにはどうしても必要だったのだと思う。
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それぞの想いが分かり、心がイタイ。