- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063954975
作品紹介・あらすじ
毎度バカバカしいけど、読めば毎日がちょっぴり変わる心理学×学園コメディー、最終巻! 校内一の変人女・伊東が「心理学」を唯一の武器に、青春の全てに挑む! 非モテ女が陥る罠「セルフ・ハンディキャッピング」や、クラス内底辺に甘んじる男の心理を暴く「学習性無力感」、停滞ムードのカップルを射抜く「サンクコスト効果」等々…伊東率いる心理学研究部が、学園に潜む人間心理を暴きまくる! この、最高にくだらなくてためになる、心理学漫画のニュー・ウェイブに乗り遅れるな! 今回も完全描き下ろしエピソードを収録!
毎度バカバカしいけど、読めば毎日がちょっぴり変わる心理学×学園コメディー最終巻。校内一の変人女・伊東が「心理学」を唯一の武器に、青春に挑む! 非モテ女が陥る罠「セルフ・ハンディキャッピング」や、クラス内底辺に甘んじる男の心理「学習性無力感」、停滞ムードのカップルに贈る「サンクコスト効果」等々…伊東率いる心理学研究部が、学園に潜む人間心理を暴きまくる! 今回も完全描き下ろしエピソードを収録!
感想・レビュー・書評
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加野くんと幾島の話が良かった。全体的に下ネタ多めで面白かった。
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あえて、最終回としないで、一先ずの幕引きだけであって、ちょっと安心
こんだけ、学園コメディとしての質が高い作品が全3巻ってのは些か、もったいない
ぶっちゃけた話、作中で紹介されている心理学、これらは普通の生活で活かしづらい
だが、そんなネタで、こうも面白くするには、相当な実力が必要だ
学園コメディとしても、友情コメディとしても、何より、ラブコメとしても笑撃は十分だ
さすがに週刊連載で、この水準を維持するのは困難だろうから、月刊誌で連載して欲しい
改めて思ったが、やはり、この『サイコろまんちか』の主軸は、伊東のギリギリアウトすぎる阿部への恋愛感情だったな
この二人が、少女漫画のようなキラキラしたモノじゃないにしろ、変人ばかりが集まったからこそ、一味も二味も違い、退屈しない毎日が積み重なっていく青春の中で果たして、真っ当な恋人関係を築けるのか、も気になるので、やっぱり、再始動していただきたいもんだ
また、ある意味、この作品の良心かつ常識人ポジションである、宇堂と千条ちゃんのこれからも気になっている
そして、何より、『サイコろまんちか』の魅力、それは色んな意味で振りきり、小出先生の恐いもの知らずっぷりを際立たせている、顔芸、リアクションだ。これがあってこそ、面白さは一つ上のステージに達しているのだろう
個人的にお勧めの話は、男子高校生であれば、決して抗えない、バカな欲望をストレートに描いてしまっている、CASE026:レスポンデント条件付け、だ。これは怒られても仕方ないけどさ、男としては健全だwww
この台詞を引用に選んだのは、何故、モテないのかね、と不思議になるくらい、阿部の人間としての魅力が特に滲み出ているから。人は一人じゃ、イイ方向には成長できないし、新たな世界に一歩目を踏み出す勇気を得られない。月並みな言い方だが、出会いと交流によってこそ、人間力は形成される。そう考えると、阿部の魅力が分かっている、伊東はあれで案外、イイ女なのか?