サイコろまんちか(3)<完> (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063954975

作品紹介・あらすじ

毎度バカバカしいけど、読めば毎日がちょっぴり変わる心理学×学園コメディー、最終巻! 校内一の変人女・伊東が「心理学」を唯一の武器に、青春の全てに挑む! 非モテ女が陥る罠「セルフ・ハンディキャッピング」や、クラス内底辺に甘んじる男の心理を暴く「学習性無力感」、停滞ムードのカップルを射抜く「サンクコスト効果」等々…伊東率いる心理学研究部が、学園に潜む人間心理を暴きまくる! この、最高にくだらなくてためになる、心理学漫画のニュー・ウェイブに乗り遅れるな! 今回も完全描き下ろしエピソードを収録!

毎度バカバカしいけど、読めば毎日がちょっぴり変わる心理学×学園コメディー最終巻。校内一の変人女・伊東が「心理学」を唯一の武器に、青春に挑む! 非モテ女が陥る罠「セルフ・ハンディキャッピング」や、クラス内底辺に甘んじる男の心理「学習性無力感」、停滞ムードのカップルに贈る「サンクコスト効果」等々…伊東率いる心理学研究部が、学園に潜む人間心理を暴きまくる! 今回も完全描き下ろしエピソードを収録!

感想・レビュー・書評

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  • 全3巻読了。
    終わってしまった・・・。
    どの心理学も興味深くて、それをたとえなどでわかりやすくコミカルに描いてくださっていて、とても面白かった!
    そして面白いだけじゃなく、特にcase23の売店のおじさんが一歩踏み出す話はセリフも良かった。
    学習性無力感の話はすごく笑った。
    作者さんの作品は今後追いたいと思う。

  • 加野くんと幾島の話が良かった。全体的に下ネタ多めで面白かった。

  • 心理学ネタ楽しい。

    学習性無力感、がつらい。
    この間が最終巻だということは最近知った。
    まだ続くとうれしいのに。

  • あえて、最終回としないで、一先ずの幕引きだけであって、ちょっと安心
    こんだけ、学園コメディとしての質が高い作品が全3巻ってのは些か、もったいない
    ぶっちゃけた話、作中で紹介されている心理学、これらは普通の生活で活かしづらい
    だが、そんなネタで、こうも面白くするには、相当な実力が必要だ
    学園コメディとしても、友情コメディとしても、何より、ラブコメとしても笑撃は十分だ
    さすがに週刊連載で、この水準を維持するのは困難だろうから、月刊誌で連載して欲しい
    改めて思ったが、やはり、この『サイコろまんちか』の主軸は、伊東のギリギリアウトすぎる阿部への恋愛感情だったな
    この二人が、少女漫画のようなキラキラしたモノじゃないにしろ、変人ばかりが集まったからこそ、一味も二味も違い、退屈しない毎日が積み重なっていく青春の中で果たして、真っ当な恋人関係を築けるのか、も気になるので、やっぱり、再始動していただきたいもんだ
    また、ある意味、この作品の良心かつ常識人ポジションである、宇堂と千条ちゃんのこれからも気になっている
    そして、何より、『サイコろまんちか』の魅力、それは色んな意味で振りきり、小出先生の恐いもの知らずっぷりを際立たせている、顔芸、リアクションだ。これがあってこそ、面白さは一つ上のステージに達しているのだろう
    個人的にお勧めの話は、男子高校生であれば、決して抗えない、バカな欲望をストレートに描いてしまっている、CASE026:レスポンデント条件付け、だ。これは怒られても仕方ないけどさ、男としては健全だwww
    この台詞を引用に選んだのは、何故、モテないのかね、と不思議になるくらい、阿部の人間としての魅力が特に滲み出ているから。人は一人じゃ、イイ方向には成長できないし、新たな世界に一歩目を踏み出す勇気を得られない。月並みな言い方だが、出会いと交流によってこそ、人間力は形成される。そう考えると、阿部の魅力が分かっている、伊東はあれで案外、イイ女なのか?

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著者プロフィール

東京都出身。「MANGA OPEN」に応募し編集部賞を獲得。『利己的な遺伝子』や『ミュージックエックスレイ』、星新一先生の作品『はい』に強い影響を受け、本作『iメンター』の着想に至った。過去作に『アイリウム』、『サイコろまんちか』など。

「2021年 『iメンター すべては遺伝子に支配された(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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