地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史 (ブルーバックス)
- 講談社 (2017年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065020081
感想・レビュー・書評
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序章 ユニークな惑星、地球
第1章 地球についてのABC
第2章 惑星の水はどこから来たのか
第3章 水が地球の性質を変える
第4章 マグマの海と地球の水
第5章 水は地球内部をどう循環しているか
第6章 地球、月、惑星の水
第7章 水惑星に残された謎
第8章 地球惑星科学を学びたい人のために
著者:唐戸俊一郎(1949-、福岡県、地球物理学)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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高校の物理・化学の知識があれば、本書は難なく読めると書かれている。私には圧倒的に知識が不足している。地球内部の水と言いながら、それを水素と置き換えている意味が分からない。揮発性物質のイメージができていない。とにかく頭の中にもやがかかっていて、スッキリと理解ができない。で、10の何乗とかの説明が入っていたりするのが気に入らない。(これはブルーバックス編集部の問題だと思う。)でも、とにかく面白そうなのだ。そういうことが大事なんだと思う。面白そうだと思えれば、また読んでみようという気になる。公開講座でも聞きに行こうという気になる。けれど、面白そうと思えるには最低限の知識は必要。だから基礎の勉強は必要。その上で、面白そうと思えるものに出会えたら、必要に迫られてさらに勉強していけばよい。著者が最後に地球惑星科学の学び方として書かれていることでもある。しかし、地球というのは、水のこと、プレートテクトニクスのこと、いろいろ考えても、かなり特殊な存在なんだ。宇宙に思いをはせたとき、そこには地球とよく似た環境の惑星があるのか、そこに生命は存在するのか、知的生命体は存在するのか、あるいは、我々が想像もできない生命の存在があるのか。興味は尽きない。
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【水から地球の歴史が見える!】
地球は「水の惑星」と呼ぶにふさわしい天体だ。
しかし、地球の水の「起源・分布・循環」という
三つの謎は、大きな未解決問題として残されている。
本書は、水がこの惑星にどんな影響を与えてきたかの謎に、
地球誕生からプレートテクトニクスまで、さまざまな角度で迫る。
「水」は、地球史をいかに語るのだろうか?
地球科学を俯瞰する、最良の入門書。
■おもな内容
序章 ユニークな惑星、地球
第1章 地球についてのABC
第2章 惑星の水はどこから来たのか
第3章 水が地球の性質を変える
第4章 マグマの海と地球の水
第5章 水は地球内部をどう循環しているか
第6章 地球、月、惑星の水
第7章 水惑星に残された謎
第8章 地球惑星科学を学びたい人のために -
請求記号 450/Ka 63/2008