ランド(5) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 229
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065102732

作品紹介・あらすじ

7年間、平和な日々が続いていた「この世」。しかしある日の夜、四ツ神様が動き「この世」はパニックに。そんななか、四ツ神様が動くのには何か仕掛けがあると考えた杏は・・・。「この世」と「あの世」で、各々の人生を必死に生きる杏とアン。彼女たちに壮絶な運命が迫りくる! 謎が謎を呼び、不安が不安を呼び起こす、怒濤の展開! そして、瞳に映るものが正しいとは、限らない・・・。

感想・レビュー・書評

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  • 群衆はそういうお前が泣き叫ぶのを期待してんだよ カンザス州というところに住む女の子ドロシーは 緩み切ってるマウス共には劇薬かもしれんが 怪物ってさあ_はっきり型が分かんない時が一番怖いよね ずっと知らなければずっと怖いよね_そうか人の動きを止めるのは_「知らないこと」だよね 俺が…この田螺だとして_此奴は何処迄が世界だと思っている…? 命を繋ぐように文字を繋ぐ  蝉みたいな気分です 瞳に映るものが正しいとは限らない

  • 四ツ神様が動く。天音と蓮華様、この世とあの世で何やら訳ありな繋がり?平太の意識も変わってきました。

    杏はオズの魔法使い、一方アンは赤毛のアン。西の神の「顔」が気になる。狐面の男は杏の感じた印象から捨吉に確定かな。

    少子化の件から、あの世は超高齢化社会と予想。超高齢化社会ゆえにブラックな肉体労働させられてて…それが最後に出てくる和音の人々を見る視点に繋がるんだろうなぁ。

    杏から平太に文字を伝授。捨吉もタブレットを持ってるし、これも伏線の予感。

    曜変天目思わず調べました!美しい器✨不穏な空気は拭えないですね。ディストピアの未来しか見えない

  • 何が正しいのか
    見えるものが
    見えたものが
    正しいとは限らない
    この世と
    あの世と
    何が一緒で
    何が違って
    どこに
    繋がっていくのだろうかね
    心が繋がっている
    何よりも
    文字の力を信じ
    文字で繋がる
    文字があり
    こうして言葉を残せるのって
    良いですね
    当たり前に
    今言葉を使って
    文字で残しているからこそ
    伝わります
    繋がります

  •  読了。
     杏は強い。死ぬかもしれないという中でも、文字を言葉を伝えようとする。平太も良い青年になったな。

     杏の代わりの生贄が決まってしまったよ。子供が死ぬのは辛いなぁ。
    (210725)

  • 面白い…のだけど、ちょくちょく話が飛ぶ。今後の布石なのかもしれないけど、話がなかなか進展しないですね(笑)。
    ランドの真相を知る者は多くいそう。一体、和音や天音は?何をしたいのだろう?謎はそのままで疑問も多く感じた。ゲームなのかな?

  • ランドと呼ばれる古来からの生活を守る世界、そこに生まれた双子の姉妹の数奇な運命物語第5巻。「この世」と「あの世」がなぜあるのか次第に明らかになってきつつあるけど、でも理不尽さには変わりがないかも。でも大事なのは「知りたい」と思う心。

  • 前の巻の内容を忘れていたので、ちょっと考えながらだったけど、読むうちに思い出した。話がどんどん広がっていく。一巻ではずいぶん衝撃を受けたような気がするけど、それとはまたちがった驚きであったり、予想というか期待のようなものが出てくる。ディストピアが描かれているのかもしれないけど、そういうことも含めて面白かった。

  • 終結するまで目が離せない漫画の一つ。萩尾先生の漫画を想い出す。

  • すごい面白い。どうなるんだろ。完結までは行きていたいと思う。

  • タネがだいぶ明かされてきて、斬新さというより物語の面白さそのものの進化が問われる局面に入ってきた感じ。面白いとは思うんだけど、先の展開が楽しみで仕方ないというレベルまでは至ってないかも。

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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