茶のある暮らし 千宗屋のインスタ歳時記 (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065116630

作品紹介・あらすじ

元旦に飲む大福茶とは? 7月31日は深夜に登山? 八朔の意味は? 武者小路千家次期家元の暮らしから見えるNIPPON歳時記。

感想・レビュー・書評

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  • 三千家のひとつである武者小路千家。
    千宗屋さんのInstagramを本にしたもの。

    コロナ禍で在宅勤務になり、自分をリセットするひとときが欲しい。。と思い、辿り着いたのは、大昔に齧ったことのある茶道だった。
    茶道といっても、家でお抹茶をたてるだけなので、茶道と呼んではいけないのかもしれないが。
    仕事終わりに茶筅で抹茶をたてて一服する。
    これが、すごいリセット力なのだ。
    こんなにもお抹茶が心地よい物であるとは。。。

    この本には、お抹茶の写真はもちろん、各寺社、季節のしつらえ、季節の和菓子などたくさんのものが掲載されている。
    なんとなく、自分の日常とはかけ離れたもののように感じるかもしれないが、そこに心の安らぎを見出す。
    その安らぎこそ、400年もつづく文化である由縁かもしれない。。

    この写真を日めくりカレンダーにして、部屋に飾ったら、すごい落ち着くだろうなー。。。

  • 千宗屋さん、日頃から立派な神社仏閣を訪れ、芸術的な和菓子やら茶道具、お軸から草花まで美しいものに浸りっぱなし。その価値がわかる人だから有り難みもより一層なんだろうね。素直に羨ましく、妬ましい!

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著者プロフィール

1975年京都生まれ。武者小路千家一五代家元後嗣。明治学院大学非常勤講師(日本美術史)、慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授。2001年、慶應義塾大学大学院修士課程修了。2003年、後嗣号「宗屋」を襲名。同年大徳寺にて得度、「随縁斎」の斎号を受ける。領域を限定しない学際的な交流の中で、茶の湯の文化の考察と実践の深化を試み、国内外を問わず活動。著書に『茶 利休と今をつなぐ』(新潮社)など、近著にインスタグラムの投稿をまとめた『茶のある暮らし 千宗屋のインスタ歳時記』(講談社)がある。

「2022年 『千 宗屋の和菓子十二か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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