決戦!川中島 (講談社文庫)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065122037

作品紹介・あらすじ

永禄四年九月十日(1561年10月18日)。史上最強同士の激突の瞬間に、武田信玄は、上杉謙信は、何を思ったのか。霧立ちこめる北信濃の要衝で、竜虎が激突する。稀に見る上級の駆け引き。従った武将たちの本心は!……戦国最強対決の「瞬間」に、7人の作家が参戦。累計19万部突破の大好評「決戦!シリーズ」第4弾!

宮本昌孝(武田信玄)
矢野隆(武田信繁)
乾緑郎(真田昌幸)
佐藤巖太郎(山本勘助)

冲方丁(上杉謙信)
木下昌輝(甘粕景持)
吉川永青(宇佐美定満)

感想・レビュー・書評

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  • 川中島は引き分けだったけど、心の中では、推しの方が勝ってるんだよねー、ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'`。

  • 数ある合戦の中でも知名度が高く、上杉謙信と武田信玄がしのぎを削った川中島。複数の作家のオムニバスで、上杉方と武田方の視点を入れ替えての作品を楽しめた。謙信、信玄が本人であったのか影武者であったのか、史実を同定することは難しいが故の各作家の視点。それぞれの作家が史料に基づき展開するフィクション。時代小説を堪能する真髄があるように感じた。

  • 決戦シリーズも段々と地味になっていくかと思いきや、小説としてはやはり面白い。
    武田・上杉の雌雄を決する川中島の戦いがあった事は知っているが、その仔細については知識不足だった。
    その戦いを知り、それぞれの違う人物から戦いを捉えていく事が出来るこのシリーズは好きだ。

  • 信玄ファンも謙信ファンも納得させる骨太のアンソロジーでした。それぞれ作家さんが独自の発想から大胆な物語を書かれていて楽しかったです。

  • 何故、謙信は敵地深くの妻女山に布陣したのか。何故、武田軍の動きを察知できたのか。
    興味深い。

  • 歴史作家が両軍の武将の視点で描く競作シリーズ第四弾!

    最強と言われた戦国大名同士が激突。信玄率いる武田軍と謙信指揮する上杉軍の大会戦で、付き従った武将たちが見たものとは! 戦国最強対決の「瞬間」に、七人の作家が参戦。大好評「決戦!」シリーズ第四弾!

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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