- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065129579
作品紹介・あらすじ
死にたくなったらこれを読め!
辛い時はちょっと哲学を。「自殺について」。ショーペンハウアーが残したこの短い論考には、”自殺をしてはいけない”と直接的な言葉はありません。だが、死について深く考えることで、自殺することの愚かさは理解できるのです。時空を超えて旅するショーペンハウアー先生の考えを、美しい女性と、道に迷う若者の物語に仕上げました。生涯で読む最後の一冊ではなく、最初の哲学まんがをどうぞ!
死にたくなったらこれを読め! 生きるのが辛い時はちょっと哲学を。時空を超えて旅するショーペンハウアー先生の思想を、美しい女性と、道に迷う若者の恋の物語に仕上げました。
感想・レビュー・書評
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"生きたい"という強い思いが自殺という誤った行動をとってしまう。
自殺する人間は"もっと生きたい"という思いの裏返しの間違った思想の表現法。
耐えることだ。
そして夢中になれるものを見つけ、徹底的に取り組むことだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●「意志」を持つ者は全て絶えず闘争と努力を続ける。全ての個体において、「意志」は休むことなく続く不断の努力であり、苦痛である。
●特に人間はその苦痛が凄まじく大きい。努力が実らなければ苦痛はより激しく。しかし満たされ続け目標が無くなると、今度は退屈という苦痛に襲われる。
●人間は、肉体、脳、意志、で成り立つ。肉体はマシーン、脳はシステム、意志が操縦者。
●問題は、世界とそのマシーンを意志にあたえたのは、悪魔だったという事だ。
●生きようとする「意志」が強すぎる人ほどなぜか自殺する。強く生きたいにもかかわらずだ。
●それでも、死を願う彼らの方が、俗物(何も悟ろうとはせず、無難に長生きと気楽な生涯を追い求めている者)よりは、命題の方に歩んでいただけマシである。
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このシリーズ、先日Facebookで始めて知りました。
「おもしろくて、ためになる」のコンセプトに偽りなし。
他の作品も読んでみます!
作画さんの躍動感あふれる絵が好みでした♪ -
んー、意味を理解できなかったなぁ。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722214 -