自殺について (まんが学術文庫)

著者 : ショーペンハウアー 伊佐義勇

• 講談社 (2018年11月11日発売)

作品紹介・あらすじ

死にたくなったらこれを読め！
辛い時はちょっと哲学を。「自殺について」。ショーペンハウアーが残したこの短い論考には、”自殺をしてはいけない”と直接的な言葉はありません。だが、死について深く考えることで、自殺することの愚かさは理解できるのです。時空を超えて旅するショーペンハウアー先生の考えを、美しい女性と、道に迷う若者の物語に仕上げました。生涯で読む最後の一冊ではなく、最初の哲学まんがをどうぞ！


死にたくなったらこれを読め！　生きるのが辛い時はちょっと哲学を。時空を超えて旅するショーペンハウアー先生の思想を、美しい女性と、道に迷う若者の恋の物語に仕上げました。

感想・レビュー・書評

[健一@スーパー・ブックサマライザーさんの感想 · 2023年9月16日]

"生きたい"という強い思いが自殺という誤った行動をとってしまう｡
自殺する人間は"もっと生きたい"という思いの裏返しの間違った思想の表現法｡
耐えることだ｡
そして夢中になれるものを見つけ､徹底的に取り組むことだ｡

[dai-aiさんの感想 · 2020年7月6日]

●「意志」を持つ者は全て絶えず闘争と努力を続ける。全ての個体において、「意志」は休むことなく続く不断の努力であり、苦痛である。
●特に人間はその苦痛が凄まじく大きい。努力が実らなければ苦痛はより激しく。しかし満たされ続け目標が無くなると、今度は退屈という苦痛に襲われる。
●人間は、肉体、脳、意志、で成り立つ。肉体はマシーン、脳はシステム、意志が操縦者。
●問題は、世界とそのマシーンを意志にあたえたのは、悪魔だったという事だ。
●生きようとする「意志」が強すぎる人ほどなぜか自殺する。強く生きたいにもかかわらずだ。
●それでも、死を願う彼らの方が、俗物(何も悟ろうとはせず、無難に長生きと気楽な生涯を追い求めている者)よりは、命題の方に歩んでいただけマシである。

[Ksculさんの感想 · 2018年12月9日]

このシリーズ、先日Facebookで始めて知りました。
「おもしろくて、ためになる」のコンセプトに偽りなし。
他の作品も読んでみます！
作画さんの躍動感あふれる絵が好みでした♪

[1829103番目の読書家さんの感想 · 2023年3月2日]

んー、意味を理解できなかったなぁ。

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2022年12月22日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722214

[尚美学園大学メディアセンター（図書館）さんの感想 · 2021年8月6日]

https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00076633