山口組三国志 織田絆誠という男 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065131299

作品紹介・あらすじ

いま、日本最大の暴力団で何が起きているのか? 分裂、再分裂を繰り返す山口組が抱える「恨みつらみ」の相克30年史と若き改革者・織田絆誠任侠山口組代表の実像と野望に迫った、著者だけが書けるヤクザルポの極北!

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:368.5A/Mi93y//K

  • 面白く読めた。たしかに頭がよくきっとなにか人を惹き付けるものがあるのだろうと思う。
    ただ、年間何億もの実入りがあるのに数千万の上納金に不満というのは今一つ腑に落ちない。
    勿論、それだけではないのだろうけれど。
    同床異夢。同じ代紋を付けてはいるものの違う夢を見ているんだろうなと思う。

  • 3つに分裂した山口組を、5代目体制から振り返って辿る。これを読むと任侠の織田代表を応援したくなるが、あまりに良く描かれすぎていて、真実はもう少しグレーなんじゃないかとも思えてくる。
    それにしても、ヤクザの権力争いを見ていると会社組織のそれとまったく一緒で、組織一般が持つ特徴なんだなぁとしみじみ思った。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書には『暴力団』(新潮新書)、『血と抗争 山口組三代目』『山口組四代目 荒らぶる獅子』『武闘派 三代目山口組若頭』『ドキュメント 五代目山口組』『山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント2008~2015』などの山口組ドキュメントシリーズ、『食肉の帝王』(以上、講談社+α文庫)、『詐欺の帝王』(文春新書)、『パチンコ「30兆円の闇」』(小学館文庫)などがある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

「2023年 『喰うか喰われるか 私の山口組体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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