- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065133392
作品紹介・あらすじ
理不尽な妻との上手な付き合い方とは。
女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう!
妻が怖いという夫が増えている。ひとこと言えば10倍返し。ついでに10年前のことまで蒸し返す。いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。人格を否定するような言葉をぶつけてくる。夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう。
夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。
「妻が怖い」「妻の顔色ばかりうかがってしまう」「妻から逃げたい」という世の夫たちが、家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。
【本書の内容から】
◆妻の不機嫌や怒りの理由を、むやみに解明しない
◆妻は夫に問題解決を求めていない
◆妻は夫に共感してもらいたいだけ
◆地雷を避ける、会話の“黄金ルール”
◆「おうむ返し」で共感のフリをしよう
◆事実の否定は、心を肯定してから
◆妻を絶望させるセリフ集
例1「今日何してたの?」
例2「だったら、やらなくていいよ」
◆夫には見えていない家事がある
◆「~っぱなし問題」を放置するな
◆直感で決める妻、比較検討で選びたい夫の妥協点
◆メールせよ!「今、小田原通過。満席」
◆記念日を軽んじてはいけない
◆されど記念日の“サプライズ”は逆効果
◆「心と裏腹な妻の言葉」の翻訳集
例1「勝手にすれば」→訳「勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて」(「好きにすれば」は同義語)
例2「どうしてそうなの?」→訳「理由なんて聞いていない。あなたの言動で、私は傷ついているの」
感想・レビュー・書評
-
母の日に読了。改めて"妻なる人種"の取り扱い方を深く考える一冊。
"男にとって結婚の継続とは、女性の母性ゆえの攻撃から、いかに身を守るかの戦略につきる"
このオープニング読んだだけで僕には価値が有りました。
他にも、
"妻と娘が対立したとき、男がとる道は、ただ一つ。あくまでも、妻の味方をすることに尽きる(P.47)"
"どんなに夫が準備に手間暇かけたとしても、サプライズを喜ぶ妻はほとんどいない(P.107)"
"(怒りを爆発させる)ストレスの放電は雷に本当によく似ている。なぜなら(雷は)「一番、高いところ」に落ちるから。夫が一番腹が立つのは、夫が彼女の脳の中で最も高い場所にいるから(P.146)"
オススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024/03/16 amazon p399
-
妻がなぜ、機嫌が悪くなるのか?
なんとなく分かってきた。
こっちは、素直に感謝の気持ちから家事を手伝っているのに、なんでいい顔をしないのか、少し理解できたのは収穫。
今までは、妻の機嫌の悪さに逆切れしていたけど、かわいいところもあると、ほほえましい気持ちで迎えよう! -
I wish with all my heart that every husband would read this.
-
もっと早く読んでおけば良かったと後悔した。短く簡潔にまとめてくれていて、2日くらいですぐに読み終えた。
妻、というより女性脳について解説と対策が書かれているため、会社にいる女性の社員にも応用ができる。
しかし、とにかく「事実はどうでもいいからとにかく共感。そして起きたことよりそれが起きたことでどんな気持ちになっているのか」に寄り添うのが大切だということがしっかりと理解できた。
妻に対してこれらを意識したところ、ほんの少し関係が改善した気がする。
今度は自分の目線で続編の「夫のトリセツ」を読んでみようと思う。
・妻には女友達として接する
・解決策ではなく共感するのが大事だ
・妊娠中はしょうがないものだと納得するしかない
・理由が本当のことであっても説明してもしょうがない。遅れたのであれば「君を1人で不安にさせてしまってごめんよ」が正解。
・子供はどんなに反発しても母の味方をする父を嫌うことはない。むしろ頼もしく思ってくれる。
・面倒くさかった、忘れてた、というのは馬鹿。正解は「何度も嫌な思いをさせてごめん」
・女性に対して、心を否定してはならない。心は肯定してあげたあとに事実を話す -
刺さりました
白熱しまくってる黒ひげ危機一髪の終盤戦か!ってくらい刺さりまくりました
でももう手遅れです
いや嘘です
無理です
手遅れじゃなかったとしても無理です
たとえ今この瞬間タイムマシーンが目の前に現れて新婚時代に戻ってもいいよ!ってなんか青い顔した丸い奴にエスコートされても無理です
「お気持ちはありがたいんですが、同じことを繰り返すだけなんで、他の方に使ってあげて下さい」って謹んで辞退申し上げます
いやだってねミッションがことごとくムズすぎるわ
例えばこんな感じよ
「妻のオチのない話に共感せよ!」
いやいやいや、そもそもオチのない話が無理だもん
聞いてられないもん
わいなんかあれよ?オチのない話を撲滅するためなら憲法改正も辞さない覚悟よ?
もうオチのない話を聞くくらいなら政権交代して法改正を目指しますよ
とにかく無理ー!
っていうかすぐに無理とか言っちゃう姿勢がダメなんじゃね?(冷静な第三者視点)-
そんだけ分厚い取説もめんどくせーですね…
┐(´д`)┌ヤレヤレ
けど、そのボタンちょっと押してみたいかも!w
((o(´∀`)o))ワクワ...そんだけ分厚い取説もめんどくせーですね…
┐(´д`)┌ヤレヤレ
けど、そのボタンちょっと押してみたいかも!w
((o(´∀`)o))ワクワク2024/02/19 -
広辞苑?
ペラペラ?
ひまわりめろんさんと1Qさんの取説はページどころか、1行、いや4文字で充分じゃないすか?
お だ て る広辞苑?
ペラペラ?
ひまわりめろんさんと1Qさんの取説はページどころか、1行、いや4文字で充分じゃないすか?
お だ て る2024/02/19 -
実際、その4文字で十分かもしれません…
家族からおだてられた記憶すらない…_| ̄|○ il||li実際、その4文字で十分かもしれません…
家族からおだてられた記憶すらない…_| ̄|○ il||li2024/02/19
-
-
感情への共感最優先。
あえて雷に打たれる必要性。
セリフ(実際かなり言われている…)の裏の真意。
内容的に様々な角度からの批判も多いと思うが、パートナーとの関係性に悩んだことがある人には刺さると思う。 -
「妻の望む夫の対応と夫が提案する解決策のずれ」は、身に覚えがある方もいらっしゃるかと思います。
1
女性脳は、感情に伴う記憶を長期にわたって保存することが得意です。
日常生活の出来事とその時の感情が「色合いごと」「見出しごと」に記憶として脳に収納されています。
あるとき、何かをきっかけに心が動くと、その感情と同系色の記憶(似た見出しの記憶)が数珠つなぎに引き出されます。
これは、子育てをする際の危険回避として、過去の状況を思い出したり、対処したりするために備わったと言われています。
そして、記憶の取り出しは特にネガティブなできごとに敏感になっています。
ですので、さっき夫がした無神経な発言に対しての「私がつわりでひどかった時(20年前)にあなたなんて言ったか覚えてる!?」という妻の嘆きにつながります。
それに対して、夫は「今のことに対して、なぜ20年前のことを持ち出すのか!?」と、たじろいでしまいます。
2
さらに、自分自身のことだけでなく、周りの友達と体験談を共有し合うことであたかも自分の記憶のようにして収納することができます。女性の「おしゃべり」は相手との「知の交換」とも言えます。
それは、いざという時の危険回避として有用ですし、共有、共感し合える集団でいた方が子育てもしやすいため、男性脳よりも女性脳の方が共感性が高くなっています。
女性の会話に「そうそう!」「わかる!」「えーそれはショックだよね。」と言ったフレーズが多いことも分かります。
妻が「こんなことがあって困った。」という話をして共感を求めているのに対して、夫が「今度からこうすれば良いね。」と問題解決、結論を述べてしまうことは、「私の話を聞いてくれない。」「否定してくる。」という妻の嘆きにつながります。
それに対して目的志向の夫は「しっかり聞いてまた繰り返さないためにアドバイスをしているのになんで!?」と、たじろいでしまいます。
つまり、悩みや経験したことについて「共感」してほしい女性脳に対して、「こうすればいいんだよ。」と「結論」を述べてしまう男性脳の特性により分断が起きているということです。
相手が何を求めているのか(共感なのか、結論なのか、その他なのか)、それはなぜか(種の育成のために相互扶助が必要であった女性と、獲物を捕るために目的型になる男性という歴史的な背景)を理解しあうことが相手との良好な関係を構築する一助になります。
3
男性脳と女性脳の違いは、右脳(感じる力)と左脳(考える力)をつなぐ脳梁の太さにあります。
脳梁が太い女性脳は、右脳と左脳の情報連携、情報交換が多くなります。
目の前の細かなあれこれ(子どもの顔色の変化、食材の賞味期限)に気づいたり、何かをしながらも他のこと(仕事をしていても雨が降ってきたら子どもの傘のこと、洗濯物のこと)を考えたり、という特徴があります。
逆に男性脳は、連携が緩慢になるため、一つのことに没頭できたり、空間認知が得意だったりします。
4
男性脳、女性脳について著者が述べているのを知ったのは10年ほど前でしょうか。分かりやすい解説から、注目するようになりました。
著者の特徴として、医学的な解説が先ではなく、日常の生活場面(例えば、妻のあの行動、夫のあの一言)を描きながら、それを医学的な面から分かりやすく解説しているところがあります。非常に読みやすく理解しやすいです。
シリーズで様々出ているのでよろしければ。
-
父の日でプレゼントした本を自分でも読んでみた^_^
女性脳と男性脳って作りが違うからそれを知って歩み寄ることが大事!結婚しててもしてなくても男女関係なく読んでタメになる本! -
あんまり当てはまるものはなかったけど、「心の通信線」と「事実の通信線」という考え方は活かせそうな感じ、部署での他の人のやり取りでよく分かる例もある