- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065143421
作品紹介・あらすじ
「なぜ人殺しをしたのか?」「太陽が眩しかったからーーー」というフレーズであまりにも有名なカミュの著書。実存とはなにか。個々の認識は共有できるものなのか。数々の哲学的問いかけを含むこの名著をまんが表現の限界に挑む手法で再構築! 原著を読んで、意味のわからなかった読者の疑問は、この一冊を読むことで氷解するのです。
「なぜ人殺しをしたのか?」「太陽が眩しかったからーーー」というフレーズであまりにも有名なカミュの著書。実存とはなにか。個々の認識は共有できるものなのか。数々の哲学的問いかけを含むこの名著をまんが表現の限界に挑む手法で再構築! 原著を読んで、意味のわからなかった読者の疑問は、この一冊を読むことで氷解するのです。
感想・レビュー・書評
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社会から離脱し不条理を生きる A.カミュ原作『異邦人』の世界を、漫画手法で表現された<講談社まんが学術文庫>の一冊です。「なぜ人を殺したのか?」の問いかけに「太陽のせいです、眩しかった・・」と応え、斬首刑に処せられるその日「私は幸福だった、今もなお幸福であることを悟った」と思索に耽りながら逝ったムルソ-(無流想)でした。社会に順応し、人間は如何に生きるべきかを模索する条理を生きる世人、その対極の世界に生きるムルソ-のような存在に困惑するばかりでした。
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太陽が眩しかったから
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この世界観、何なんだろう?原作を読んでないからかもしれないけど、なかなか理解に苦しむ。
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マンガを担当した須賀原洋行のこだわりの表現がいい方向に作用している。