大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065145326

感想・レビュー・書評

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  • 壮大すぎる館ミステリーでした。
    絶対に実行不可能だけど、よくこんな舞台を思いつくものだと。思いの外、最後の対決はあっけなかったし、神ちゃんまで…という寂しさはあるけど、とりあえずシリーズ全部読み終えることができて良かったです。

  • 堂シリーズ、第7弾。

    完結らしい。
    天皇には勝って、十和田さんは生き残ってるっぽい。
    すみません、シリーズ通して、基本ストーリーは全く追えませんでした…。
    ミステリーの部分はそれなりに楽しんだ。

  • ■解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕!
    天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。

    すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!

  • 2019年45冊目。シリーズ完結作。思うところはあるけれど、シリーズらしいトリック等、集大成感は出ていた。描ききったことに敬意を表したい。

  • なによりも、シリーズ完結万歳

  • シリーズ最終巻。「伽藍堂」辺りから謎解きを気にしないというスタンスで、楽しく読ませて頂きました。個人的に好みの終わり方で、読後感はとても良かったです。
    理屈は分かるが現実的ではない謎解きは、本格ミステリというよりもSFミステリと言ったほうがしっくりくる気がします。

  • シリーズが完結してよかった。素晴らしい。

    それぞれの館のアイデアがすごかったからこそ、終わり方が少しうーんって感じに。期待値が高すぎたかも。
    でも完結したことが何より。
    綾辻さんの館は完結するのかしら…待ってる。

  • 堂シリーズ最終巻。

    登場人物の立ち位置が巻を追うごとに変わっていき、正直これは終わらせられないのではないだろうか、とも思ったので、無事に完結を迎えられたのは喜ばしい限り。

    ただ、最後の辺りの流れを良しとするかは結構賛否両論あるんじゃないかと思うんだけど、どうだろう…。散々数学的な流れできて、ここでスピリチュアルかよとか思わなくもない。物理的な現象を伴うと尚更。そんなこと言ったら、お話にはならないのだけど。

  • 大掛かりな仕掛けだけどトリックはシンプルで良かった。主人公が変わっていくシリーズと盛大な堂トリック、楽しかった。

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★☆☆☆☆ 3
    『意外』★★☆☆☆ 4
    「人物」★★☆☆☆ 2
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★☆☆☆☆ 2

    《総合》54 D

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著者プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。他の著書にデビュー作を含む「堂」シリーズ、『猫又お双と消えた令嬢』にはじまる「猫又お双」シリーズ、『災厄』『暴走』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『アールダーの方舟』『不死症』『幻屍症』『LOST 失覚探偵』『死者の雨‐モヘンジョダロの墓標‐』『土葬症 ザ・グレイヴ』『小説 Fukushima 50』『あしたの官僚』『ネメシス3』『楽園のアダム』がある。

「2023年 『WALL』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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