U12(8) (アフタヌーンKC)

著者 : 闇川コウ

• 講談社 (2019年3月7日発売)

作品紹介・あらすじ

監獄に閉じ込められた１２人の少女。出獄するためには、定期的に開催される「お楽しみ会」にて「囚人の欲望を満たすこと」が条件とされる。なんとか監獄から脱出した少女達だが、二手に分裂してしまい、一方は監獄に連れ戻されていた。逃げ延びていたグループも捕らえられた先には、今の日本を支配する黒幕達が待っていた。その悪の支配者の手により行われるのは……「お医者さんごっこ」！！！　少女の貞操は大ピンチが続く！

感想・レビュー・書評

[bukuawaさんの感想 · 2022年8月1日]

ロリコン犯罪者を収監した特別監獄に人権喪失状態で放り込まれた女児たちのサバイバルゲーム第八巻。

遂に地上に出たかなめたちが見たものは瓦礫の山となり果てた国会議事堂一帯だった。そして遂に明らかになる、千代田かなめの正体に民神教テロの真実。

彼女たちにお医者さんごっこの神秘を語るパン・アジア共同体黒幕の面々。マジキモイ痴漢電車の再来。初めてまともな作画と性格設定の大人として登場したタケシおじさん。

一方依然としてお楽しみ会に参加させられている、地下に残された少女たちとそれを目にしたかなめの決心とは。

もう完全にネタと化したキワモノロリコンとその駆除のオンパレードはどこへ行く。

著者プロフィール

謎の新人。本作が初の連載作品となる。

「2019年 『U12（9）』 で使われていた紹介文から引用しています。」