夜廻り猫(5) (ワイドKC)

著者 : 深谷かほる

• 講談社 (2019年4月23日発売)

作品紹介・あらすじ

「おまいさん、泣いておろう」涙の匂いをたどって現れる夜廻り猫こと遠藤平蔵。ツイッターで生まれた8コマ漫画、待望の5巻。誰にも言えない想いを抱えるあなたの、心に寄り添う最新刊！

感想・レビュー・書評

[AYUMUさんの感想 · 2019年4月29日]

すべての作品が愛おしい。

夜廻り猫シリーズはツイッターでも読ませて頂いていて、毎回、この作品のここが好き。この人のこういう言い方、考え方が好きっ…
という想いが溢れて、書籍になった時に感想がまとまらない。

今回は、読者エピソードもあり、感動や感情も多めです。

今作品もありがとう。この想いを大切にします。

[はなこさんの感想 · 2021年1月27日]

もうたまりません。
弱った心にじんじん染みます。マンガのなかにもありましたが、疲れてる友達にそっとプレゼントしたいシリーズです。

[ひとでさんの感想 · 2019年12月19日]

名は体を表すというけれど、まさに宇宙のような宙さんの包容力…！
きっとお日様のにおいがする、ふわふわのおなかに埋もれたい……。

以下ちょっと自分語りをします。


この巻は胸に刺さりすぎる話があった。405話と444話。
うちの柴は13年生きて、亡くなる前の半年ぐらいは寝たきりで夜鳴きがひどかった。
一時間から二時間おきに大声で鳴いて、家族みんな眠れず毎日辛かった。遠藤さんの言う通り、眠れないというのはとことんしんどい。
でも、目も見えなくて外にも出れなくて、一番辛かったのはあの子だったと思う。最期にあんな辛い目に合わせた、私たちは決していい飼い主ではなかった。
もうあんな思いはしたくないし耐えられないので、生き物は二度と飼えないと思ってる。
だからしづさんのような人は尊敬するしかないし、ありがたいなあと思う。だけど、自分のキャパの少なさを感じてしまって、読むのがちょっと辛かった。
比べるのもおこがましい話で、こっちが勝手にへこんでるだけなんだけど。

それとは別に、実際のエピソードを漫画化した後半はなかなか読めなかった。
タイトルページの似顔絵と合わせて、ひたすら泣けてしまって。
自分は経験できなかったけど、小さな彼らとの間に絆を結べた人がいる事がうれしかったんだと思う。

[ぱぐはぐさんの感想 · 2019年12月18日]

我讀了日文版

[yadamonsさんの感想 · 2019年6月30日]

気になって買ってきた．ほんとは1巻から読みたかったんだけど．

いろんな思いが溢れてきて涙なしに読めない．歳かなあ．

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2019年4月3日]

夜廻り猫/深谷かほる - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ
http://www.moae.jp/comic/yomawarineco

講談社のPR(版元ドットコム)
「おまいさん、泣いておろう」涙の匂いをたどって現れる夜廻り猫こと遠藤平蔵。ツイッターで生まれた8コマ漫画、待望の5巻。誰にも言えない想いを抱えるあなたの、心に寄り添う最新刊！
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065151853

[Kei.Coさんの感想 · 2023年3月23日]

ワカルとさっちゃんの関係が好き。
はちが、亡くなったおじさんのお布団に潜って涙をこぼす話には、思わず泣いてしまった。

[須賀川桐陽高校図書館さんの感想 · 2023年2月16日]

背ラベル：726.1-フ-5

著者プロフィール

福島県生まれ。代表作に「ハガネの女」（集英社）「エデンの東北」（竹書房）など。2015年より発表している「夜廻り猫」が2017年手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

「2022年 『夜廻り猫2023　卓上週めくりカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」