小説 聲の形 下 (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065152249

作品紹介・あらすじ

硝子のためと広げていった人間関係は将也の世界も変えていた。永束の映画作りにかかわるなかで、仲間とすごす楽しさを感じる将也。ところが過去を知られて絶望、自分から仲間たちとのつながりをこわしてしまう。一方硝子は、責任を感じ、自らの命を断とうとして――。こわれてしまったものは、取りもどせるのか? それぞれが、思いを胸に、未来へ向かって歩き出す。大今良時氏の描き下ろしカバー&本文イラスト収録。大人気コミックスのノベライズ完結編! 

 <小学上級から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • 映画では省いてたシナリオも書かれており、より原作に近い形での小説になっています。今の大今氏が描くキャラクターの表情も見ものです。

  • こういう終わり方もあるんだなって思いました。

  • 原作既読。痛い。

  • この作品は私は漫画の方が良かった。おそらく娘(少4)は、手話やケンカのシーンは想像しきれていない。それでも、文字だからこそのイメージを膨らませる事が出来るノベライズの良さもあるので、入口としてはいいのかもしれない。

  • 全体的に将也中心にして描いてるから、結弦とおばあちゃんのやり取りとか変わってたり、硝子ママの過去の話カットしてたりがあったけど、将也が意識不明の間のそれぞれの登場人物の心情とかが追加されてて良かったです。
    特に川井さんに関してはなるほどなぁと思ったり。好きにはなれなかったけど←
    あと、永束くんの行動文字にすると意外と鬱陶しい(笑)永束くんの行動に対する将也の心情が書かれるから尚更……(笑)

    あと、個人的に好きだったのが、文化祭の時に、みんなの顔につけた×印を「はがした」という表現。
    漫画版は「はがれた」に近い感じがして、アニメもそれを再現している。(それどころかアニメは「はがれた」後の、景色の色鮮やかな感じとか素敵な音とかの表現が「世界は心を開いて見れば美しい」って感じがして大好きでした。)
    でも、小説版の将也が自分からみんなと向き合おうとする気持ちとかが「はがした」って表現に力強く表れている感じがして、こちらの表現も、またいいな!と思いました(*´ー`*)

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・『別冊少年マガジン』連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から『週刊少年マガジン』に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015』(宝島社)のオトコ編で1位に選ばれ、2016年には劇場版アニメに。2014年、大垣市文化連盟賞(生活文化部門)受賞。2015年、 手塚治虫文化賞新生賞受賞。第12回 大垣市民大賞受賞。現在、『不滅のあなたへ』を『週刊少年マガジン』に連載中。

「2019年 『小説 聲の形 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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